『モアナと伝説の海2』あらすじをネタバレなしで簡単に!

『モアナと伝説の海2』あらすじ 映画のあらすじ

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ディズニーが贈る待望の続編『モアナと伝説の海2』のあらすじをご紹介していきます。

前作から3年が経ち、モアナは新たな冒険に挑むファンタジー・アドベンチャー作品。

この映画をこれから観る方や、詳しく知りたい方のために、ネタバレなしで簡単に、そして詳しくあらすじを解説していきます。

月に20本の映画を観る私が、普段それほど映画を観ない方にも分かりやすく、この作品の魅力と感想をお伝えしますので最後までお付き合いください。。

『モアナと伝説の海2』のあらすじを簡単に(ネタバレなし)

前作から3年後、モアナは故郷モトゥヌイ島周辺の島々を探索していた。そこで悪しき嵐の神ナロによって海底に沈められた伝説の島モトゥフェトゥを浮上させなければ、モトゥヌイの人々は絶滅してしまうという運命が待ち受けていることを知る。モアナは新たな仲間たちとクルーを結成し、ペットの子豚プアと鶏のヘイヘイと共に危険な冒険へ旅立つ。

『モアナと伝説の海2』のあらすじを詳しく(ネタバレなし)

前作から3年後。モアナは故郷モトゥヌイ島周辺を探索し、海とつながる人々を探していた矢先、祖先タウタイ・ヴァサの幻影に重大な使命を告げられる。嵐の神ナロが伝説の島モトゥフェトゥを海底に沈め、島々のつながりを断ち切ったというのだ。この島を再び浮上させなければ、モトゥヌイの人々は絶滅する運命にあると警告される。

決意を固めたモアナは、職人のロト、歴史家のモニ、頑固な老農夫ケレという個性豊かなクルーを結成。愛らしいペットの子豚プアと鶏のヘイヘイも連れて、彗星の軌道を追いながらモトゥフェトゥへの航海に出る。

一方、半神マウイもモトゥフェトゥを探していたが、ナロの手下マタンギに捕らえられていた。航海中、モアナたちはココナッツのような外見の海賊カカモラ族と遭遇。彼らもまたナロによって故郷を失っていた。カカモラ族の一人コトゥの助けを借り、マタンギの隠れ家へとたどり着く。

意外にもマタンギはナロの支配に不満を抱いており、モアナたちを助けてマウイとの再会を果たす。マウイはナロの領域が人間には危険すぎると警告するが、すでに彼らはナロの怪物たちに襲われ、筏は破壊されてしまう。

孤島に漂着した一行は絶望に打ちひしがれるが、互いを励まし合いながらナロを倒す作戦を立てる。モアナは海底に沈んだモトゥフェトゥに触れることで呪いが解けると知り、マウイと共に島を引き上げる計画を実行する。しかし、彼らの前に立ちはだかるのは、すべてを破壊しようとする巨大な嵐と、その力を操る恐るべき嵐の神ナロだった。

はたして、モアナたちは危険な使命を果たし、島々のつながりを取り戻すことができるのだろうか。

『モアナと伝説の海2』の感想

正直に言うと、私は前作に強烈に感動していただけに、この続編には少し複雑な気持ちを抱きました。

まず何より素晴らしいのは映像美ですよ。もう圧倒的に美しい!

特に水や海の表現は、ディズニーの技術の進歩を感じさせる見事な仕上がりでした。

波のうねりや水しぶきの一つ一つが、まるで本物の海を見ているかのような臨場感。

これだけでも劇場で観る価値があると思います。

モアナとマウイの絆も相変わらず魅力的でしたね。

3年という時間を経て、モアナがどう成長したのかが丁寧に描かれていて、前作のファンとしてはうれしかったです。

新しい仲間たちも個性的で、特にロトとモニのキャラクターは好感が持てました。

ケレの頑固じいさんぶりも、クルーのバランスを取る良いスパイスになっていたと思います。

ミュージカルパートも楽しくて、家族みんなで楽しめる作品として十分な魅力がありました。

音楽は相変わらず耳に残りやすく、劇場を出た後もつい口ずさんでしまうような楽曲ばかり。

ただし、ここからが正直な感想なんですが、ストーリー展開が前作とあまりにも似すぎていて、観ていて「あれ?これ前と同じパターンじゃない?」と感じてしまったんです。

モアナが使命を受けて冒険に出て、マウイと再会して、困難に立ち向かう。

基本的な流れが前作とほぼ同じで、意外性や新鮮さに欠けていたのが残念でした。

新キャラクターが増えたのは良いんですが、逆に賑やかになりすぎて、一人一人のキャラクターの魅力が薄くなってしまった感じもします。

前作では登場人物それぞれの個性がくっきりと描かれていたのに、今回は少し散漫な印象を受けました。

ミュージカルシーンも、私個人としてはちょっと冗長に感じる部分がありました。

歌が続いてストーリーが止まってしまう感覚があって、物語のテンポが悪くなっているように思えたんです。

そして一番気になったのが、物語の深さの問題。

前作は自分のアイデンティティーを見つける成長物語として、とても深いメッセージがありました。

でも今回は、冒険要素は楽しいものの、テーマ的な深みが不足していて、続編としての必要性に疑問を感じてしまったのが正直なところです。

とはいえ、映像の美しさと音楽の素晴らしさ、そしてモアナとマウイのコンビの魅力は健在でした。

家族で観るエンターテインメント作品としては十分に楽しめる内容だと思います。

前作ほどの感動は得られませんでしたが、ディズニーアニメーションの技術の高さを存分に味わえる作品であることは間違いありません。

『モアナと伝説の海2』の評価

項目 評価
ストーリー ★★★☆☆☆☆☆☆☆
感動度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
エンタメ性 ★★★★★☆☆☆☆☆
総合評価 45点

『モアナと伝説の海2』の作品情報

項目 詳細
公開年月日 2024年12月6日(日本公開)
監督 デイブ・デリック・ジュニア
ジェイソン・ハンド
ダナ・ルドゥー・ミラー
脚本 ジャレッド・ブッシュ
ダナ・ルドゥー・ミラー
原作 オリジナル作品(ディズニー製作)
キャスト
  • モアナ:屋比久知奈
  • マウイ:尾上松也
  • その他:小関裕太、鈴木梨央、山路和弘、ソニン、増留優梨愛 など
英語版声優 モアナ:アウリイ・クラバーリョ
マウイ:ドウェイン・ジョンソン
上映時間 100分
製作国 アメリカ合衆国
受賞・ノミネート歴 第82回ゴールデングローブ賞
アニメーション映画賞ノミネート
主題歌 作曲家アビゲイル・バーロウと
エミリー・ベアーが担当、
新曲を含む
ジャンル アニメーション、ファンタジー、
ミュージカル、アドベンチャー
配給 ウォルト・ディズニー・ジャパン
視聴方法 劇場公開後、DVD・ブルーレイ
動画配信サイトで視聴可能

あの映画が好きなら『モアナと伝説の海2』も好きかも?似ている映画3選

『モアナと伝説の海2』が気に入った方におすすめしたい、テーマやストーリー展開が似ている映画を3つ選んでみました。

どれも若い主人公の成長や自然との繋がりを描いた作品で、きっと楽しんでいただけるはずです。

『崖の上のポニョ』(宮崎駿監督)

スタジオジブリが贈る海を舞台にした冒険ファンタジー。

魚の女の子ポニョが人間の男の子宗介と出会い、人間になりたいと願う物語です。

『モアナと伝説の海2』と似ている点は、海に住む生き物が人間の世界に興味を持つところと、自然と人間の関わりや海の神秘性が描かれているところですね。

どちらも海の美しさと不思議な力が重要な役割を果たしています。

『海獣の子供』(渡辺歩監督)

五十嵐大介の漫画を原作とした、海と深い繋がりを持つ少年少女の成長を描くファンタジー作品。

主人公の少女が海で育った不思議な少年たちと出会い、海の神秘に触れながら心の成長を遂げていく物語です。

『モアナと伝説の海2』と共通するのは、自然との共存や心の成長のテーマ、そして海という舞台設定。

どちらも主人公が海の力と向き合いながら、自分自身を見つめ直していく構造になっています。

『ファインディング・ドリー』(アンドリュー・スタントン監督)

ピクサーが手掛ける海を舞台にした冒険アニメーション。

忘れっぽいドリーが家族を探す旅に出る物語で、仲間たちと共に困難を乗り越えていきます。

『モアナと伝説の海2』と似ているのは、海を舞台にした冒険要素と、仲間と共に成長していく主人公の姿。

どちらも家族や仲間の絆を大切にしながら、自分のルーツや居場所を見つけていく物語になっています。

振り返り

『モアナと伝説の海2』のあらすじと感想をお届けしました。

前作の魅力を受け継ぎながらも新たな冒険を描いた本作は、映像美と音楽の素晴らしさが光る一方で、ストーリーの新鮮さにやや課題を感じる作品でした。

それでも家族で楽しめるエンターテインメント作品として、十分に価値のある映画だと思います。

■参照サイト:モアナと伝説の海2 – Wikipedia

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映画のあらすじ

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