『海街diary』みたいな映画5選!共感度100%の名作

『海街diary』みたいな映画 みたいな映画

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『海街diary』みたいな映画を探している皆さん、こんにちは。

鎌倉の古い家で暮らす四姉妹の静かな日常に心を奪われた方も多いのではないでしょうか。

あの穏やかな時間の流れ、食卓を囲むシーン、そして姉妹たちの繊細な心の動き。

私が見つけた似た映画は以下の5作品です。

  • 『歩いても 歩いても』
  • 『イン・ハー・シューズ』
  • 『海よりもまだ深く』
  • 『めがね』
  • 『そして父になる』

これらの作品はいずれも、家族の絆や日常の機微を丁寧に描いた珠玉の作品たち。

派手な展開はないけれど、観終わった後に心が温かくなる、そんな映画ばかりです。

この記事では各作品の魅力を詳しく紹介するとともに、『海街diary』のような映画を探すヒントもお伝えします。

あなたの次の一本がきっと見つかるはずです。

『海街diary』みたいな映画5選~家族と日常を丁寧に描いた作品を厳選

海街diary』の静かな感動をもう一度味わいたいあなたのために、家族の絆と日常の美しさを描いた5作品を厳選しました。

どの作品も劇的な事件ではなく、人の心の動きや関係性の変化を繊細に捉えています。

それぞれの作品について、基本情報から似ている部分、見どころまで詳しく見ていきましょう。

『歩いても 歩いても』

ジャンル 家族ドラマ
製作国 日本
監督 是枝裕和
脚本 是枝裕和
主な出演者 阿部寛
夏川結衣
YOU
樹木希林
原田芳雄
上映時間 114分
公開年 2008年
受賞歴 日本アカデミー賞
優秀作品賞など
多数受賞
興行収入 約2億円

あらすじ

亡くなった長男の命日に実家へ帰省する次男・良多の物語。

年老いた両親と長女夫婦が集まり、たった一日の家族の時間が流れる。

母の作る料理、父の小言、思い出の品々……過去のしこりや秘めた想いが、何気ない会話を通して少しずつ浮かび上がっていく。

似ている部分

監督が同じ是枝裕和で、血の繋がった家族が「喪失」を抱えながら日常のささやかな出来事の中で互いの心情を探る手法が完全に共通しています。

食卓が重要なコミュニケーションの場となる点も『海街diary』とそっくり。

劇的な事件は起きないのに、登場人物の表情や仕草に深い感情が凝縮されている演出が見事です。

鎌倉の四姉妹の家と同じように、横山家という場所が持つ記憶と時間の積み重ねが丁寧に描かれています。

見どころ

樹木希林演じる母親の、愛情深くも複雑な感情表現が圧巻。

天ぷらを揚げる音、蝉の声、縁側を渡る風……音や光の使い方が絶妙で、日本の夏の空気感が画面から伝わってきます。

人生の機微を捉えたリアルで切ない家族のポートレートとして、是枝作品の中でも特に評価の高い一作です。

兄を失った悲しみ、長男として期待に応えられなかった罪悪感、親の老いを受け入れる寂しさ。

言葉にならない感情が、俳優たちの繊細な演技を通して観る者の心に染み入ります。

『イン・ハー・シューズ』

ジャンル ヒューマンドラマ
製作国 アメリカ
監督 カーティス・
ハンソン
脚本 スザンナ・
グラント
主な出演者 キャメロン・
ディアス
トニ・コレット
シャーリー・
マクレーン
上映時間 131分
公開年 2005年
受賞歴 サテライト賞
ノミネート
興行収入 約3,288万ドル

あらすじ

正反対の性格を持つ姉妹、ローズとマギーの物語。

姉のローズは優秀な弁護士で真面目だが自己肯定感が低く、妹のマギーは美貌を持ちながらも定職につかず浪費癖がある。

大きな喧嘩をして仲違いした二人は、長い間疎遠だった祖母の存在を知り、それぞれがフロリダで自分自身を見つめ直す旅に出る。

似ている部分

『海街diary』の四姉妹のように、血の繋がった姉妹特有の愛憎と依存を深く描いている作品。

お互いへの嫉妬や苛立ちを抱えながらも、心の底では深く繋がっている姉妹が、新しい環境で自分を受け入れ、改めて家族として再生する過程が丁寧です。

美しい風景と時間をかけて関係が修復されていく日常の描写が、鎌倉の四季を背景にした『海街diary』と通じる魅力があります。

祖母との再会という展開が、姉妹の人生と関係性に光を当てる鍵となる構造も似ています。

見どころ

キャメロン・ディアスとトニ・コレットの対照的なキャラクター演技が見事。

特にダメな妹マギーが、祖母や高齢者施設の人々との交流を通して少しずつ成長していく姿には心を打たれます。

「靴」というモチーフが象徴的に使われ、お互いの立場に立って考えることの大切さを表現しているのがユニーク。

フロリダの明るい陽光と、老人たちの穏やかな日常が、傷ついた姉妹を優しく包み込んでいきます。

女性たちの複雑な愛情と成長を、説教臭くなく自然に描いた心温まる作品です。

『海よりもまだ深く』

ジャンル 家族ドラマ
製作国 日本
監督 是枝裕和
脚本 是枝裕和
主な出演者 阿部寛
真木よう子
小林聡美
リリー・
フランキー
樹木希林
上映時間 108分
公開年 2016年
受賞歴 日本アカデミー賞
優秀作品賞など
興行収入 約7.2億円

あらすじ

15年前に文学賞を受賞したものの、その後鳴かず飛ばずで探偵として糊口をしのぐ主人公・良多。

妻とは離婚し、一人息子の養育費も払えず、だらしない日々を送っている。

団地で一人暮らしをする母・淑子の家に入り浸り、元妻や息子との関係を修復しようとするが空回りばかり。

ある嵐の夜、彼らは図らずも淑子の家に集まり一夜を共にする。

似ている部分

『海街diary』が四姉妹の日常の積み重ねを描いたように、本作も夢を諦めきれない中年男と家族の「ありふれた日常」を丁寧に描き出します。

樹木希林演じる母親の達観した愛情深い視点と、団地での生活描写が印象的。

特別な事件ではなく台風の夜という状況を通して、家族の本音や過去の思い出が自然に浮かび上がる構成が是枝監督らしい繊細さです。

食事のシーン、何気ない会話、沈黙の間……すべてに意味があり、観客は登場人物の心情を想像しながら観ることになります。

見どころ

劇的な解決や感動大作ではないけれど、誰もが抱える「こんなはずじゃなかった」という後悔がリアルに描かれています。

息子や元妻に格好をつけようとする良多と、それをすべて見透かしている母のやりとりは、ユーモラスでありながら温かい。

「届かない想い」を抱えながらも前向きに生きようとする家族の姿が、観る者の胸に深く響きます。

団地の階段、狭い部屋、古い家具……生活感あふれる舞台設定が、登場人物たちの人生の重みを感じさせます。

阿部寛の情けないけれど憎めない演技と、樹木希林の包容力ある存在感が絶妙なバランス。

『めがね』

ジャンル ヒューマンドラマ
製作国 日本
監督 荻上直子
脚本 荻上直子
主な出演者 小林聡美
市川実日子
加瀬亮
もたいまさこ
上映時間 106分
公開年 2007年
受賞歴 ベルリン国際
映画祭
正式出品
興行収入 約3億円

あらすじ

日常の忙しさに疲れたタエコが、南の島にある「ハマダ」という民宿を訪れる。

そこには、ただぼんやりと時間を過ごすことを楽しむ風変わりな人々が集まっていた。

特に何をするわけでもなく、散歩をし、海を眺め、美味しい食事を食べるというゆるやかな生活の中で、タエコは心身を解きほぐされていく。

似ている部分

鎌倉の家と南の島の民宿、どちらも穏やかで美しい風景に囲まれた場所が舞台です。

大きな事件がなく、登場人物たちの穏やかでユーモラスな会話や行動を通して、観客に「心地よさ」や「癒し」を与える独特の雰囲気が共通しています。

『海街diary』の食卓シーンのように、本作でも丁寧な手作りの食事が重要な役割を果たし、観る者の心まで満たしてくれます。

時間がゆっくり流れる感覚、季節や自然の移り変わりを感じる演出が、是枝作品に通じる魅力です。

見どころ

もたいまさこ、小林聡美といった独特の存在感を放つキャスト陣によるオフビートなユーモアが最高。

「たそがれ」という名の不思議な習慣や、何もしない贅沢さを楽しむ登場人物たちの姿に、現代人が忘れかけている大切なものを思い出させられます。

海辺の景色、波の音、夕暮れ時の空の色……映像の美しさだけでも観る価値がある作品です。

派手さはないけれど、観終わった後に不思議と心が軽くなる、そんな魔法のような映画。

忙しい日常から離れて深呼吸したくなったときに、ぜひ観てほしい一本です。

『そして父になる』

ジャンル 家族ドラマ
製作国 日本
監督 是枝裕和
脚本 是枝裕和
主な出演者 福山雅治
尾野真千子
真木よう子
リリー・
フランキー
樹木希林
上映時間 120分
公開年 2013年
受賞歴 カンヌ国際
映画祭
審査員賞
興行収入 約32億円

あらすじ

エリートビジネスマンの野々宮良多は、妻と6歳の息子・慶多と恵まれた生活を送っていた。

しかしある日病院から「6年間育てた息子が出生時に取り違えられた他人の子だった」と連絡が入る。

血の繋がった実の子は、裕福ではないが愛情深い斎木夫婦のもとで育っていた。

二組の夫婦は「血の繋がり」か「共に過ごした時間」かという究極の選択を迫られ、苦悩しながら交流を始める。

似ている部分

『海街diary』が血の繋がりのある異母妹を受け入れることで家族の範囲を広げたように、本作は「血縁」と「時間」のどちらが家族を形作る上で重要なのかを問いかけます。

血の繋がりがない相手との新たな関係を、日常のささやかな交流を通して構築していくプロセスが丁寧に描かれている点が共通。

家族の定義や境界線を問い直すテーマ性と、是枝監督らしい静かで繊細な演出が見事に融合した作品です。

食事のシーン、子どもたちの遊ぶ姿、夫婦の会話……何気ない日常描写の中に深い問いが込められています。

見どころ

福山雅治演じる主人公が、エリートとしての価値観やプライドと父親としての本能的な愛情の間で葛藤する姿が繊細に描かれています。

タイプの異なる二つの家族の日常の対比や、息子たちとの交流を通じて「父性」が時間をかけて育まれていく様子に深く感動。

カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した世界的に評価の高い作品で、家族とは何かという普遍的なテーマを扱っています。

子どもたちの無垢な表情、大人たちの苦悩に満ちた表情、それぞれの家庭の空気感……細部まで計算された演出が光ります。

血の繋がりだけでは測れない家族の絆を、是枝監督が優しく、そして厳しく見つめた傑作です。

『海街diary』みたいな映画・似た映画を探すヒント

『海街diary』のような映画をもっと見つけたいあなたのために、作品選びのヒントをお伝えします。

以下の3つの視点から分析すれば、あなた好みの作品に出会える確率がぐっと高まるはず。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

気に入った理由を5つのファクターで確認

『海街diary』のどこに惹かれたのかを明確にすることで、似た映画が見つけやすくなります。

以下の5つのファクターで整理してみましょう。

ファクター 『海街diary』
の特徴
似た映画を
探す際の
ヒント
ストーリー 血の繋がらない
異母妹を迎え入れ、
家族の「枠」が
再構築される静かな物語。
過去のわだかまりが
日常の小さな出来事を通じて
ゆっくりと溶けていく
「血縁を超えた
家族の形成」や
「家族の再生」が
メインテーマの作品。
大事件よりも
心の機微を
追った物語
キャラクター 個性の異なる姉妹が
互いに影響し合い成長する姿。
女性たちの連帯と
優しく見守る母親役の存在
複数の
女性キャラクター
の関係性に
焦点を当てた作品。
女性監督や
女性脚本家
による作品も有力
雰囲気・
トーン
穏やかで
ノスタルジックなトーン。
鎌倉の街、古い家、
季節の移り変わりなど
美しい日本の風景が
感情とリンク
「日本の四季」や
「古き良き
日本の日常」を
詩情豊かに描いた作品。
静けさや余韻を
大切にする
監督の作品
世界観 「食」を中心とした
丁寧な暮らし。
鎌倉という場所が持つ
時の流れが遅いような
安心感と亡き父の不在という
不在の美学
「食卓」が
重要なシーンと
して使われる作品。
特定の地域や
文化に根ざした
「スローライフ」
や「丁寧な生活」
の描写がある作品
テンポ 出来事を慌てて追わず
時間の流れに
身を任せるような
ゆっくりとしたテンポ。
人物の表情や仕草を
じっくりと見つめる
登場人物の
心理描写を重視し
展開がゆったり
としている映画。
ドキュメンタリー
出身の監督や
会話劇が多い作品

この表を使って、自分が特に惹かれたファクターを確認してみてください。

例えば「姉妹の関係性」に心を動かされたなら、キャラクターのファクターを重視して探すと良いでしょう。

「鎌倉の美しい風景」に癒やされたなら、雰囲気・トーンや世界観を軸に探すのがおすすめ。

あなたが『海街diary』のどこに感動したかを言語化することで、次に観るべき映画の方向性が見えてきます。

ストーリーだけでなく、キャラクター、雰囲気、世界観、テンポといった複数の視点から作品を分析する習慣をつけると、映画選びの精度が格段に上がります。

似た映画を探すときは、これら5つのファクターのうち3つ以上が共通している作品を選ぶと、満足度が高くなる傾向があります。

レビューサイトや動画配信サービスのレコメンド機能も便利ですが、自分なりの基準を持つことで、より深く作品を楽しめるようになるはず。

本作を表す3つのキーワード

『海街diary』の魅力を3つのキーワードに集約すると、作品の本質が見えてきます。

それは「シスターフッド」「血縁を超えた家族」「日常の美学」です。

この3つのキーワードを組み合わせて「シスターフッド+血縁を超えた家族+日常の美学 映画」と検索すれば、似た作品が効率的に見つかります。

1つ目の「シスターフッド」は、女性たちの連帯や姉妹の絆を意味する言葉。

『海街diary』は四姉妹それぞれの個性と、彼女たちが支え合いながら成長していく姿が核になっています。

女性同士の複雑で繊細な関係性に焦点を当てた作品を探すなら、このキーワードは外せません。

2つ目の「血縁を超えた家族」は、本作の最も重要なテーマ。

異母妹のすずを迎え入れることで、四姉妹の家族の輪が広がっていく過程が描かれています。

血の繋がりだけが家族ではなく、共に過ごす時間や心の交流が絆を作るという普遍的なメッセージが込められています。

3つ目の「日常の美学」は、派手な展開がなくても心に残る作品の特徴を表す言葉。

料理を作る、しらす丼を食べる、花火を見る……何気ない日常の一コマが、登場人物たちの感情と結びついて特別な意味を持ちます。

この3つのキーワードを意識して映画を探せば、『海街diary』と同じような静かな感動を味わえる作品に出会えるでしょう。

動画配信サービスの検索機能や映画レビューサイトで、これらのキーワードを組み合わせて探してみてください。

「女性監督」「家族ドラマ」「日本映画」といったタグと併用すると、さらに的確な作品が見つかります。

キーワードを使った検索は、あなたの好みを可視化する作業でもあります。

いくつかの作品を観ていくうちに、自分がどんな要素に惹かれるのかがより明確になっていくはずです。

本作の監督と作品履歴

『海街diary』の監督は、日本を代表する映画監督・是枝裕和です。

是枝監督の作品を追うことで、似た雰囲気や世界観の映画にたくさん出会えます。

1962年東京生まれの是枝監督は、早稲田大学卒業後、テレビのドキュメンタリー番組制作から映画監督としてのキャリアをスタートさせました。

ドキュメンタリー出身ならではの、人間の自然な表情や仕草を捉える演出力が持ち味。

特に子役や素人俳優から、驚くほど自然な演技を引き出す手腕は世界的に評価されています。

是枝監督の主な作品を公開年順に見てみましょう。

  • 幻の光(1995年)
  • ワンダフルライフ(1998年)
  • DISTANCE(2001年)
  • 誰も知らない(2004年)
  • 花よりもなほ(2006年)
  • 歩いても 歩いても(2008年)
  • 空気人形(2009年)
  • 奇跡(2011年)
  • そして父になる(2013年)
  • 海街diary(2015年)
  • 海よりもまだ深く(2016年)
  • 三度目の殺人(2017年)
  • 万引き家族(2018年)
  • 真実(2019年)
  • ベイビー・ブローカー(2022年)
  • 怪物(2023年)

特に『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞、『そして父になる』で審査員賞、『万引き家族』では最高賞のパルム・ドールを受賞するなど、世界的な評価を確立しています。

是枝作品の多くに共通するのは、「家族」というテーマ。

血縁関係にある家族、血縁を超えた疑似家族、崩壊しかけた家族、新たに形成される家族……さまざまな家族の形を、是枝監督は優しくも厳しい視線で見つめ続けています。

また、劇的な展開や派手な演出を避け、日常の積み重ねの中に人間の本質を見出す手法も特徴的。

食卓を囲むシーン、何気ない会話、沈黙の間……こうした細部にこそ、登場人物たちの感情や関係性が宿っています。

『海街diary』が気に入ったなら、まずは是枝監督の他の作品を観ることを強くおすすめします。

特に『歩いても 歩いても』は家族の一日を描いた傑作で、『海街diary』と雰囲気が非常に近い作品。

『そして父になる』は家族の定義を問い直す作品として、『万引き家族』は血縁を超えた家族の絆を描いた作品として、それぞれ『海街diary』のテーマと深く繋がっています。

是枝作品を観ることで、『海街diary』がなぜあなたの心に響いたのか、その理由がより明確に理解できるはずです。

近年は韓国やフランスでも映画を撮っており、国を超えて普遍的な人間ドラマを描き続けている是枝監督。

彼の作品群は、『海街diary』を愛するあなたにとって宝の山と言えるでしょう。

レンタルや動画配信サービスで是枝作品を特集していることも多いので、ぜひチェックしてみてください。

一本観るごとに、是枝監督の世界観の深さと一貫性に気づき、ますます魅了されていくはずです。

総括:『海街diary』みたいな映画

『海街diary』みたいな映画を探しているあなたに、5つの作品と探し方のヒントをお伝えしてきました。

ここで改めて、この記事の要点を振り返っておきましょう。

  • 是枝裕和監督の他の作品(『歩いても 歩いても』『海よりもまだ深く』『そして父になる』)は、『海街diary』と共通する世界観を持つ
  • 女性の絆を描いた『イン・ハー・シューズ』や、癒しの日常を描いた『めがね』も似た魅力がある
  • 5つのファクター(ストーリー、キャラクター、雰囲気・トーン、世界観、テンポ)で分析すると似た映画が見つけやすい
  • 「シスターフッド+血縁を超えた家族+日常の美学」というキーワードで検索すると効率的
  • 是枝裕和監督の作品履歴を追うことで、似た雰囲気の映画に多く出会える

『海街diary』の魅力は、派手な事件や劇的な展開がなくても、人の心の動きや関係性の変化を繊細に捉えることで観る者の心を揺さぶる点にあります。

鎌倉の美しい四季、丁寧に描かれる食事のシーン、姉妹たちの何気ない会話……すべてが積み重なって、静かだけれど深い感動を生み出しています。

今回ご紹介した5作品は、それぞれ異なる舞台や登場人物でありながら、『海街diary』と同じような「静かな感動」を味わえる作品ばかり。

あなたが『海街diary』のどの部分に惹かれたかによって、次に観るべき作品は変わってきます。

姉妹の絆に心を動かされたなら『イン・ハー・シューズ』を、是枝監督の演出に魅了されたなら『歩いても 歩いても』を、癒しの時間を求めるなら『めがね』をおすすめします。

映画は人生を豊かにしてくれる素晴らしい芸術です。

『海街diary』との出会いが特別だったように、これからも心に残る作品との出会いがあなたを待っているはず。

この記事が、その出会いへの一歩になれば嬉しいです。

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