『ゴーストバスターズ』に似た映画は？5つの名作を厳選！

『ゴーストバスターズ』みたいな映画を探しているあなた、こんにちは。

あの軽快なテーマソングと共に、プロトンパックを背負った科学者たちがニューヨークの街で幽霊退治に奔走する姿。

「もう一度あのワクワク感を味わいたい！」という気持ち、すごくわかります。

私が見つけた『ゴーストバスターズ』に似ている映画は以下の5作品です。

• 『グレムリン』- 可愛いモグワイが凶暴なクリーチャーに変貌する傑作ホラーコメディ
• 『エボリューション』- 同じアイヴァン・ライトマン監督によるSFコメディの快作
• 『ショーン・オブ・ザ・デッド』- 冴えない男たちがゾンビと戦うブリティッシュコメディ
• 『メン・イン・ブラック』- エイリアン管理組織が活躍するSFバディアクション
• 『ビートルジュース』- 幽霊側の視点で描かれるティム・バートン流コメディホラー

これらの作品はいずれも、超常現象とコメディの絶妙なバランス、個性的なキャラクターたちのチームワーク、そして80年代特有のエンターテインメント性を持った名作たち。

『ゴーストバスターズ』はSFホラーとコメディを融合させた金字塔ですが、同様の興奮と笑いが得られること間違いなし！

それではこの5作品を一緒に詳しく見ていきましょう。

『ゴーストバスターズ』に似た映画5選～コメディ＆SFホラー映画を厳選

『ゴーストバスターズ』の魅力である「コメディとホラーの融合」「冴えない専門家チームの活躍」「SF的ガジェット」という要素を持つ作品を厳選しました。

それぞれの作品が持つ独特の個性と、本家との共通点を以下で詳しく紹介していきます。

1. 日常に侵入する非科学的な脅威
2. ユーモアたっぷりのキャラクター描写
3. 80年代～2000年代のエンターテインメント性

これらの要素を軸に選んだ5本です。

『グレムリン』(1984)

あらすじ

冴えない発明家の父が中国街の骨董屋で不思議な生き物「モグワイ」を息子ビリーへのクリスマスプレゼントとして購入。

モグワイには「水に濡らさない」「光を当てない」「深夜0時過ぎに食べ物を与えない」という3つの厳重な飼育ルールがあったが、ビリーがうっかりルールを破ってしまう。

可愛らしいモグワイは凶暴で悪質なクリーチャー「グレムリン」へと増殖・変異し、クリスマスが近い平和な田舎町を恐怖とパニックに陥れていく展開に。

似ている部分

コメディとホラーの融合という点で『ゴーストバスターズ』と完全に一致します。

邪悪な存在によって平和な日常が侵食されるというパニックホラーの構図を持ちながら、軽快なブラックユーモアが満載。

非科学的でユーモラスなクリーチャーが街中で大暴れする「スペクタクルな混乱」という点も共通しています。

• 80年代特有のアナログな特殊効果の魅力
• 祝祭的な雰囲気と混乱のコントラスト
• 愛らしさと気持ち悪さが同居するクリーチャー造形

製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグが名を連ねており、エンターテインメント性の高さも保証済み。

見どころ

クリスマスという祝祭的な雰囲気と、それに反するクリーチャーの大騒動のコントラストが最高です。

80年代特有のアナログなクリーチャー造形は、CGでは表現できない独特の質感と愛らしさを持っています。

グレムリンたちが映画館でディズニー映画を観たり、バーで酒を飲んだりする悪ふざけシーンは、ブラックユーモアの極み。

可愛いモグワイのギズモと、凶悪なグレムリンたちの対比も見事です。

『エボリューション』(2001)

あらすじ

アリゾナの砂漠に巨大な隕石が落下し、そこから驚異的なスピードで進化するエイリアン生命体が出現。

この異星生物を研究する才能豊かな科学者チーム——落ちこぼれ大学教授のアイラ、地質学者のハリー、消防士志望の学生ウェインらが、ユーモアと科学知識を駆使してエイリアンが支配しようとする地球の危機に立ち向かう。

彼らは既存の科学の枠を超えた奇想天外な方法で解決策を見つけ出そうと奮闘していくのだが……。

似ている部分

監督が『ゴーストバスターズ』と同じアイヴァン・ライトマンという時点で、DNA的に似ています。

「科学者チーム」が「非日常的・SF的」な脅威に対し、専門知識と自作の装置を使って立ち向かうSFコメディの構造が完全に一致。

キャラクターの軽妙な会話や、ピンチでも皮肉を忘れない大人のユーモアも共通しています。

• プロトンパックならぬ特殊な化学物質で戦う科学的アプローチ
• 冴えない専門家チームのチームワークと掛け合い
• バカバカしいけど科学的という絶妙なバランス

『ゴーストバスターズ』ファンなら必見の、いわば「精神的続編」とも言える作品。

見どころ

水中生物から恐竜、そして人間に近い姿まで、次々と変異するエイリアン生命体の奇抜なビジュアルが圧巻です。

科学的解決法でありながら、非常にバカバカしい方法で危機を乗り越えようとする終盤の展開が最高。

デヴィッド・ドゥカヴニーの飄々とした演技と、ショーン・ウィリアム・スコットのハイテンションな演技のコンビネーションも絶妙です。

ライトマン監督お得意の「軽快なテンポと皮肉なユーモア」が全編に漂っています。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)

あらすじ

冴えない毎日を送る電気店勤務のショーンは恋人との関係も破綻寸前の状態。

ある朝、ぼんやりした頭でパブへ向かう途中、街がゾンビ・パニックに陥っていることに気づく。

彼は親友のエドや恋人たちと共に「お気に入りのパブに立てこもる」という計画を立て、ゾンビの大群が押し寄せるロンドン郊外を時に無謀に、時に滑稽にサバイバルしていく展開に。

似ている部分

ホラー・コメディの金字塔として『ゴーストバスターズ』と肩を並べる傑作です。

「ホラー（ゾンビ/ゴースト)」のシチュエーションの中に、「冴えない一般人や専門家」が巻き込まれ、「仲間内のドタバタ劇」を繰り広げながら危機を乗り越えようとするジャンル性が共通。

特に仲間内でのユーモラスな掛け合いとチームワークが魅力的です。

• シリアスな危機をコミカルに描く演出センス
• 身近なものを武器にする創意工夫
• 友情と成長を描く人間ドラマ

イギリス特有のオフビートなユーモアが、アメリカ映画とはまた違った魅力を生み出しています。

見どころ

ゾンビというホラーの題材を、イギリス特有のオフビートなユーモアと日常の風景に落とし込んだギャップが素晴らしいです。

レコードやクリケットのバットを武器にする創意工夫や、パブという身近な場所を砦にするアイデアが秀逸。

サバイバルの中で描かれる人間ドラマ——ショーンと親友エド、母親、継父との関係性——も見応えがあります。

エドガー・ライト監督特有の「音楽と映像の完璧なシンクロ」も必見です。

『メン・イン・ブラック』(1997)

あらすじ

ニューヨーク市警の優秀な刑事ジェームズはある事件をきっかけに、地球に潜伏しているエイリアンを監視・管理する極秘機関「MIB（メン・イン・ブラック）」にスカウトされる。

彼はエージェントJとしてベテランのKと共に、地球の平和とエイリアン社会の秩序を維持するため、奇抜なエイリアンや巨大な敵と対峙していく展開に。

一般市民には決して知られてはいけない秘密の戦いが、ニューヨークの街で繰り広げられる。

似ている部分

SF設定とコミカルなバディものという点で『ゴーストバスターズ』と構造が似ています。

「SF・超常現象の専門組織」が「一般市民には知られてはいけない脅威」からニューヨークを救うという基本構造が共通。

特にKとJの「ベテランとルーキー」のコミカルなバディ感が、ゴーストバスターズの「軽薄なベンクマンと真面目な仲間たち」の掛け合いに通じます。

• SF的な特殊機器を駆使
• 都市に潜む非日常的な脅威という設定
• クールなアクションと軽快なユーモアのバランス

製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグが参加しており、エンターテインメント性は折り紙付き。

見どころ

地球に潜伏する個性豊かでユニークなエイリアンたちの造形が素晴らしいです。

トミー・リー・ジョーンズ演じるKのクールでドライな演技と、ウィル・スミス演じるJの軽快でハイテンションな演技のコントラストが最高に楽しい。

ニューヨークの街に溶け込むエイリアンたちの日常描写や、ラストバトルのスケール感も見応え十分です。

ダニー・エルフマンの音楽とウィル・スミスの主題歌も印象的。

『ビートルジュース』(1988)

あらすじ

交通事故で亡くなった新婚夫婦の霊が、自分たちが住んでいた家に住みついたいけ好かない一家を追い出そうと奮闘。

しかし幽霊になった彼らの能力は通用せず、最終的に彼らは人間を追い出す専門家として「バイオ・エクソシスト」を名乗る下品で粗野なゴースト、ビートルジュースに助けを求める展開に。

召喚されたビートルジュースは予想を超える大騒動を巻き起こしていく。

似ている部分

お化けと人間が対立するコメディという点で『ゴーストバスターズ』と表裏一体の関係にあります。

「幽霊」という超常現象を題材に、コメディ色の強いドタバタ劇が繰り広げられる構造が共通。

ゴーストバスターズが人間側からゴーストを退治するのに対し、本作は幽霊側が人間を追い出そうとするという逆の構図ですが、異質な存在が日常を侵食し、奇抜な特殊効果と共に騒動を巻き起こす点が共通しています。

• ゴシックでシュールな世界観
• ユニークで強烈な特殊メイクとSFX
• あの世の世界を官僚的に描くユーモア

マイケル・キートンはこの後『バットマン』で主演を務めますが、本作での怪演も必見。

見どころ

ティム・バートン監督特有のゴシックでシュールな世界観と美術が素晴らしいです。

ビートルジュースを演じるマイケル・キートンの怪演と、彼が生み出すユニークで強烈な特殊メイクとSFXが見どころ。

あの世の世界を「待合室」や「お役所仕事」として描く皮肉なユーモアも秀逸です。

ウィノナ・ライダー演じるゴスな少女リディアの存在感も印象的で、彼女とビートルジュースの奇妙な関係性が物語に深みを与えています。

『ゴーストバスターズ』みたいな映画・似た映画を探すヒント

『ゴーストバスターズ』の何が好きだったのかを明確にすれば、次に観るべき映画が見つかりやすくなります。

以下の3つの観点から、あなたの好みを整理してみましょう。

1. 作品の魅力を5つのファクターで分析
2. 作品を象徴する3つのキーワードを把握
3. 監督の作品履歴から似た作品を探す

これらのヒントを使えば、より確実に好みの作品に出会えます。

気に入った理由を５つのファクターで確認

『ゴーストバスターズ』の魅力を5つの要素に分解すると、自分が何を気に入ったのかが明確になります。

以下の表で各ファクターの特徴と、それに該当する類似映画の傾向をまとめました。

あなたがどのファクターに最も魅力を感じたかで、次に観るべき映画の方向性が変わってきます。

例えば「キャラクターの掛け合い」が好きなら『ショーン・オブ・ザ・デッド』、「SF的な世界観」が好きなら『メン・イン・ブラック』がおすすめ。

複数のファクターが当てはまる作品ほど、『ゴーストバスターズ』に近い体験ができます。

自分の好みを整理してから映画を選ぶと、失敗が少なくなるでしょう。

本作を表す3つのキーワード

『ゴーストバスターズ』の本質を3つのキーワードに集約すると、「超常現象 + コメディチーム + 都市型SFホラー」になります。

この3つの要素が揃った映画を探せば、似た体験ができる可能性が高い。

具体的には以下のような検索ワードが有効です。

• 「超常現象 コメディ チーム」で検索
• 「都市型 SFホラー コメディ」で検索
• 「怪異 バディ アクション」で検索

これらのキーワードを組み合わせて映画データベースやレビューサイトで検索すれば、類似作品が見つかりやすくなります。

特に「超常現象」と「コメディ」の両方を含む作品は、『ゴーストバスターズ』的な楽しさを持っている可能性が高い。

「都市型」という要素も重要で、ニューヨークやロンドンといった大都市を舞台にした作品は、日常と非日常のギャップが際立ちます。

「超常現象 + コメディチーム + 都市型SFホラー映画」というキーワードで検索すれば、似た映画が見つかりやすいです。

レビューサイトでこれらのタグやキーワードが付いた作品を探してみましょう。

また、IMDbやFilmarksなどの映画データベースでは、『ゴーストバスターズ』のページにある「似た作品」「この作品が好きな人におすすめ」といった機能も活用できます。

本作の監督と作品履歴

『ゴーストバスターズ』を監督したアイヴァン・ライトマンは、1980年代から1990年代にかけてSFやアクションとコメディを融合させたヒット作を数多く手がけた名匠です。

彼の作品は「特殊な設定の元で、個性的なキャラクターたちがドタバタ劇を繰り広げる」というパターンが多く、コミカルな設定と人間ドラマのバランスに優れています。

ライトマン監督の主な作品は以下の通り。

• 『パラダイス・アーミー』(1981) – ビル・マーレイ主演の軍隊コメディ
• 『ゴーストバスターズ』(1984) – 本作
• 『リーガル・イーグルス』(1986) – ロバート・レッドフォード主演の法廷コメディ
• 『ツインズ』(1988) – アーノルド・シュワルツェネッガーとダニー・デヴィート主演のコメディ
• 『ゴーストバスターズ2』(1989) – 続編
• 『キンダガートン・コップ』(1990) – シュワルツェネッガー主演の刑事コメディ
• 『デーヴ』(1993) – 大統領のそっくりさんが活躍する政治コメディ
• 『ジュニア』(1994) – 妊娠した男の物語
• 『ファーザーズ・デイ』(1997) – ビリー・クリスタルとロビン・ウィリアムズ主演のコメディ
• 『エボリューション』(2001) – エイリアン侵略を描いたSFコメディ
• 『マイ・スーパー・エクス・ガールフレンド』(2006) – スーパーヒーローのロマンチックコメディ

ライトマン監督の作品に共通するのは、軽妙なテンポと皮肉なユーモア、そして個性的なキャラクター造形。

特に『エボリューション』は『ゴーストバスターズ』の精神的続編とも言える作品で、科学者チームが非科学的な脅威に立ち向かう構造が完全に一致しています。

ライトマン監督の他の作品を観れば、『ゴーストバスターズ』と同じユーモアのトーンや軽快なテンポを味わえます。

また、彼が製作に携わった作品（『スペースバンパイア』『デモリションマン』など）にも、同様のエンターテインメント性が見られます。

監督名で検索すれば、似た雰囲気の作品が芋づる式に見つかるでしょう。

総括：『ゴーストバスターズ』に似た映画

ここまで『ゴーストバスターズ』みたいな映画を5本紹介し、似た作品を探すヒントをお伝えしてきました。

改めて振り返ると、以下のポイントが重要です。

• コメディとホラーの融合という独特のバランスを持つ作品を選ぶ
• 冴えない専門家チームや個性的なバディの掛け合いが楽しめる作品を探す
• 都市型SF・超常現象をテーマにした作品に注目する
• アイヴァン・ライトマン監督の他作品をチェックする
• 自分が気に入ったファクター（ストーリー、キャラクター、雰囲気など）を明確にする

『ゴーストバスターズ』の魅力は、「怖さ」と「笑い」が共存する絶妙なバランスと、個性的なキャラクターたちのチームワークにあります。

これらの要素を持つ作品なら、同じようなワクワク感と興奮を味わえるはず。

今回紹介した5作品は、いずれも『ゴーストバスターズ』に似た魅力を持つ名作ばかり。

あなたの好みに合った作品が見つかれば幸いです。

さあ、プロトンパックを背負った気分で、次の冒険に出かけましょう！