『ジュマンジ』みたいな映画を探しているあなた、こんにちは。
「あのワクワクする冒険をもう一度味わいたい!」という気持ち、すごくわかります。
ボードゲームから飛び出す動物たちにドキドキし、主人公たちの成長に心を打たれた方のために、似た作品を探してみました。
私が見つけた『ジュマンジ』に似ている映画、類似作品は以下の3作品です。
- 『グーニーズ』(1985) – スピルバーグ製作総指揮の宝探し冒険映画
- 『ザスーラ』(2005) – 同じ原作者による宇宙版ジュマンジ
- 『ナイト ミュージアム』(2006) – 博物館が動き出すファンタジー・アドベンチャー
これらの作品はいずれも、子供たちが非日常の冒険に巻き込まれ、成長していく姿を描いた名作たち。
『ジュマンジ』は日常が突然ファンタジーに侵食されるスリルと、家族の絆を描いた傑作ですが、同様の感動や興奮が得られること間違いなしです。
それではこの3作品を一緒に詳しく見ていきましょう。
『ジュマンジ』みたいな映画3選~子供と一緒に観られる名作冒険作品を厳選
『ジュマンジ』が好きなあなたにおすすめしたい冒険映画を3つ厳選しました。
どれも家族で楽しめる作品ばかりで、以下の順番でご紹介していきます。
- 『グーニーズ』 – 少年たちの宝探し大冒険
- 『ザスーラ』 – ボードゲームが宇宙空間を創り出す
- 『ナイト ミュージアム』 – 夜の博物館でファンタジー体験
それぞれの作品について、あらすじや似ている部分、見どころを詳しく解説していきますね。
『グーニーズ』
| 種別 | 劇場映画 |
|---|---|
| ジャンル | 冒険 コメディ ファミリー |
| 製作国 | アメリカ合衆国 |
| 監督 | リチャード・ドナー |
| 脚本 | クリス・コロンバス |
| 主な出演者 | ショーン・アスティン ジョシュ・ブローリン コリー・フェルドマン キー・ホイ・クァン |
| 上映時間 | 114分 |
| 公開年 | 1985年 |
| 受賞歴 | – |
| 興行収入 | 全米6138万ドル 日本19.3億円 |
あらすじ
立ち退きの危機に瀕した町に住む少年グループ「グーニーズ」が、屋根裏部屋で伝説の海賊が隠した財宝の地図を発見する。
町を守るため、そして大冒険を夢見て、地図を頼りに危険な地下の迷宮へと宝探しに出発。
海賊の罠や追ってくる悪党たちをかいくぐりながら、子供たちは友情とチームワークで困難に立ち向かっていく物語。
似ている部分
子供たちが偶然見つけた古いアイテム(地図とボードゲーム)をきっかけに、現実世界から切り離されたようなスリル満点の冒険に挑むという構図が共通しています。
『ジュマンジ』がボードゲームを軸に展開するのに対し、『グーニーズ』は宝の地図が物語の起点になっています。
どちらも子供たちの友情とチームワークが試される、わくわくする名作アドベンチャー。
製作総指揮を務めたスティーヴン・スピルバーグの手腕が光る、80年代を代表する冒険映画です。
見どころ
地下迷宮での数々の罠や仕掛けは、子供心をくすぐるワクワク感満載。
個性豊かなグーニーズのメンバーたちが、それぞれの特技を活かして困難を乗り越えていく姿に勇気をもらえます。
コメディ要素も満載で、緊張感とユーモアのバランスが絶妙なんです。
ラストシーンの感動は、何度観ても心が温かくなりますよ。
『ザスーラ』
| 種別 | 劇場映画 |
|---|---|
| ジャンル | SF 冒険 ファンタジー |
| 製作国 | アメリカ合衆国 |
| 監督 | ジョン・ファヴロー |
| 脚本 | デヴィッド・コープ ジョン・カンプス |
| 主な出演者 | ジョシュ・ハッチャーソン ジョナ・ボボ ダックス・シェパード クリステン・スチュワート |
| 上映時間 | 113分 |
| 公開年 | 2005年 |
| 受賞歴 | – |
| 興行収入 | 全米2925万ドル |
あらすじ
仲の悪い兄弟が家の地下室で「ザスーラ」という古いボードゲームを見つける。
ゲームを始めると、彼らの家は突如として宇宙空間へ転送されてしまう。
火星人の襲来や隕石の雨など、ゲームのマスが示す様々な危険が次々と現れ、彼らは家に閉じ込められたまま、無事にゲームを終わらせるために協力し合う展開に。
似ている部分
『ジュマンジ』の原作者であるクリス・ヴァン・オールズバーグの絵本が原作であり、「ボードゲームをすると、そのゲームの世界が現実になる」という設定が全く同じ。
これはもう『ジュマンジ』の宇宙版と言っても過言ではありません。
ジャングルの動物の代わりに火星人や宇宙船が登場し、家の中という限られた空間で壮大な宇宙冒険が繰り広げられます。
兄弟の関係修復というテーマも、『ジュマンジ』と共通する要素ですね。
見どころ
家が丸ごと宇宙空間に浮かぶという斬新な設定が魅力。
CGと実写を組み合わせた特殊効果は、2005年当時としても非常にクオリティが高いです。
最初は喧嘩ばかりしていた兄弟が、困難を通じて絆を深めていく過程に心が温まります。
『ジュマンジ』ファンなら絶対に押さえておきたい一本。
『ナイト ミュージアム』
| 種別 | 劇場映画 |
|---|---|
| ジャンル | ファンタジー コメディ 冒険 |
| 製作国 | アメリカ合衆国 |
| 監督 | ショーン・レヴィ |
| 脚本 | ロバート・ベン・ガラント トーマス・レノン |
| 主な出演者 | ベン・スティラー カーラ・グギノ ロビン・ウィリアムズ ディック・ヴァン・ダイク |
| 上映時間 | 108分 |
| 公開年 | 2006年 |
| 受賞歴 | – |
| 興行収入 | 全米2.5億ドル 世界5.7億ドル 日本35.7億円 |
あらすじ
仕事も人生もうまくいかないバツイチの父親ラリーが、ニューヨーク自然史博物館で夜警として働くことになる。
夜になると展示物(恐竜の骨、蝋人形、動物の剥製、ミニチュア人形等)が命を持ちだし、自由に動き始める事態に遭遇。
混乱するラリーは展示物たちと徐々に交流しながら、息子との関係を修復し、館内で起きるトラブルに立ち向かっていく。
似ている部分
日常空間(博物館)が非現実(魔法・冒険)に突然変わる設定が『ジュマンジ』と共通しています。
主人公が巻き込まれる騒動を解決するために奮闘し、成長していく物語構造も同じ。
多数の個性豊かなキャラクター(動物・人形・歴史的人物)が活躍し、ドタバタの連続という点でも似ているんです。
家族の絆や友情がメインテーマで、子供から大人まで楽しめるエンターテイメント性が高い作品。
見どころ
恐竜の骨格標本が走り回ったり、ミニチュアの兵隊たちが戦闘したり、視覚的な楽しさが満載。
ベン・スティラーのコミカルな演技と、ロビン・ウィリアムズ演じるセオドア・ルーズベルト大統領の蝋人形が名コンビぶりを発揮しています。
笑いあり、感動ありで、家族で安心して観られる内容です。
続編も制作されるほどの人気シリーズなので、気に入ったらシリーズ全部観るのもおすすめですよ。
『ジュマンジ』みたいな映画・似てる映画を探すヒント
『ジュマンジ』のような映画をもっと探したいあなたのために、作品選びのヒントをまとめました。
以下の3つのポイントを押さえれば、似た作品を見つけやすくなります。
- この映画は何系か?ジャンルと特徴を理解する
- 心が動く3つの要素を言語化 – ストーリー・キャラクター・雰囲気
- 今作の監督と作品履歴 – ジョー・ジョンストン監督の他作品
それぞれ詳しく見ていきましょう。
この映画は何系か詳細解説
『ジュマンジ』は、主に「ジュブナイル・ファンタジー・アドベンチャー」に分類される映画です。
このジャンルの特徴を理解すれば、類似作品を探しやすくなりますよ。
具体的には以下のような要素を持っています。
- ジュブナイル(少年映画) – 子供たちが主役で、彼らの行動、勇気、成長が物語の核
- ファンタジー – 魔法のボードゲームという超自然的なアイテムが登場し、ゲームの世界が現実に具現化
- パニック・アドベンチャー – 次々と危機やモンスターが現れ、ハラハラドキドキのスリル要素満載
- SFX/VFX映画 – 最先端のCG技術を駆使したリアルな猛獣やクリーチャーの映像
「子供が異世界(ゲームや魔法)に巻き込まれる」「日常が非日常に侵食される」という設定を持つ作品を探すと、似た映画が見つかりやすい。
配信サービスで検索する際は、「ファンタジー」「冒険」「家族向け」といったタグを組み合わせるのがコツですね。
特に1980年代から2000年代にかけての作品に名作が多いです。
心が動く3つの要素(ストーリー・キャラクター・雰囲気)を言語化
『ジュマンジ』が観客の心を捉える理由を、3つの要素に分けて言語化してみました。
この要素を理解すれば、似た感動を味わえる作品を見つけられます。
| 要素 | 魅力の源泉 |
|---|---|
| ストーリー | 「現実侵食型」の規格外アドベンチャー。 自宅が舞台でありながら、 ボードゲームの進行と共にジャングルや動物が現れ、 日常が完全に侵食される。 身近な場所が極限のサバイバル空間に変わるギャップが、 観客の想像力とスリルを最大限に刺激する。 |
| キャラクター | 過去の克服と絆の再構築。 主人公のアランは26年間ゲームに囚われ、 大人になっても臆病なまま。 新たな子供たちとの冒険を通じて、 過去のトラウマを克服し、 人生を取り戻すという成長と再生のドラマが、 物語に深みと感動を与える。 |
| 雰囲気 | ユーモアとノスタルジー、そして緊迫感。 ロビン・ウィリアムズが体現する人情味や、 子供たちとの軽妙なやり取りには、 ファミリー映画らしいユーモアがある。 一方で動物たちの猛攻やハンターからの逃亡シーンには、 程よい緊迫感とスリルがあり、 冒険へのワクワク感を高める。 |
これらの要素が揃った作品を探すことで、『ジュマンジ』と似た感動や興奮を味わえるんです。
特に「現実世界が突然ファンタジーに変わる」という設定の映画は、同じようなワクワク感を与えてくれますよ。
今作の監督と作品履歴
オリジナル版『ジュマンジ』(1995年)の監督は、ジョー・ジョンストンです。
彼の他の作品を知ることで、似た雰囲気の映画を見つけるヒントになります。
ジョー・ジョンストン監督の主な作品は以下の通り。
- 『ミクロキッズ』(1989) – 日常的なものが巨大化し、家の中で冒険が繰り広げられるSFX冒険映画
- 『ロケッティア』(1991) – ヒーロー要素を持つ冒険活劇
- 『ジュマンジ』(1995) – 代表作となる魔法のボードゲーム冒険映画
- 『ジュラシック・パークIII』(2001) – クリーチャーパニック・アドベンチャー
- 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011) – マーベルのスーパーヒーロー映画
ジョンストン監督は、もともと『スター・ウォーズ』の美術・視覚効果に関わっていた経歴の持ち主。
特に初期の監督作品では、「身近な空間で非日常的な出来事が起こるSFX重視のアドベンチャー」を得意としています。
『ミクロキッズ』は『ジュマンジ』のファンに特におすすめの類似作品です。
彼の作品に共通するのは、高いエンターテイメント性と家族で楽しめる安心感なんですよね。
総括:『ジュマンジ』みたいな映画
ここまで『ジュマンジ』みたいな映画について、詳しく解説してきました。
最後にもう一度、重要なポイントをおさらいしましょう。
- 『グーニーズ』は宝探し冒険で子供たちの友情とチームワークを描く名作
- 『ザスーラ』は同じ原作者による宇宙版ジュマンジで、設定が酷似している
- 『ナイト ミュージアム』は博物館という日常空間がファンタジーに変わる作品
- 「現実侵食型」のアドベンチャー、成長ドラマ、ユーモアと緊迫感のバランスが共通要素
- ジョー・ジョンストン監督の他作品も要チェック
『ジュマンジ』のようなワクワクする冒険映画は、日常のストレスを忘れさせてくれる最高のエンターテイメント。
今回紹介した3作品は、どれも家族や友人と一緒に観て盛り上がれる名作ばかりです。
休日にNetflixやAmazonプライムで探して、非日常の冒険を楽しんでくださいね。

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