恋愛モノ好きならハマる“ちょっと変わった恋愛映画”3選!

恋愛モノ好きならハマる“ちょっと変わった恋愛映画” おすすめ映画

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最近、恋愛映画を見ても「あ、これ前にも似たような話見たな…」って思っちゃうことありませんか?

私は映画鑑賞が趣味ですが、正直なところ王道の恋愛映画にはちょっと飽きてしまって。

でも、そんな私でも「おお!これは新鮮だ!」って感動できる恋愛映画があるんです。

今回ご紹介するのは、恋愛映画は好きだけど最近いまいちピンとこない…という方にぜひ見てほしい、ちょっと変わった恋愛映画たちです。

  • 『(500)日のサマー』(2009年)
  • 『ビューティー・インサイド』(2015年)
  • 『バタフライ・エフェクト』(2004年)

どの作品も、単純な恋愛ストーリーじゃないんですよ。

時間軸をシャッフルしたり、毎日外見が変わったり、過去を変えられる能力があったり…まさに一筋縄ではいかない恋愛映画ばかり。

この記事を読めば、あなたの恋愛映画に対する見方がガラッと変わるかもしれません。

『(500)日のサマー』 – 時系列シャッフルが生み出す新感覚

種別 洋画・実写
ジャンル コメディ、ラブストーリー、ヒューマンドラマ
制作国 アメリカ
監督 マーク・ウェブ
脚本 スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー
主な出演者 ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル
上映時間 96分
公開年 2009年(日本公開:2010年)

ロサンゼルスでグリーティングカード会社に勤めるトムは、職場に新しく来たサマーに一目惚れする。

二人は友人関係から徐々に親密になるが、サマーは「恋人を求めていない」と言い、トムは複雑な感情を抱える。

物語はトムの視点で進み、恋愛の甘酸っぱさや現実の厳しさを、「(500)日間」の記憶を行き来しながら描き出す非線形構成の恋愛ドラマ。

なぜこの映画は一風変わっているのか

この映画の最大の特徴は、なんといっても時系列をバラバラにした構成ですね。

普通の恋愛映画なら「出会い→付き合う→別れる」という流れを順番に見せるじゃないですか。

でも『(500)日のサマー』は違うんです。

いきなり別れた後のシーンから始まって、次に出会ったばかりの幸せなシーン、その後にケンカしているシーン…という具合に、500日間の思い出がランダムに映し出される。

これが実に巧妙で、観客は主人公のトムと一緒に記憶の断片を追体験することになるんですよ。

恋愛って実際そうですよね。

失恋した時に思い出すのは、順番通りの出来事じゃなくて、ふとした瞬間の彼女の笑顔だったり、些細なケンカだったり。

この映画は、そんな人間の記憶の仕組みを映画の構成に取り入れているから、すごくリアルに感じられるんです。

さらに面白いのは、同じシーンでも文脈によって全く違って見えること。

例えば、サマーが「恋人は求めていない」と言うシーンも、最初に見た時と、後で彼女の気持ちが分かってから見返した時では、全く違う意味に聞こえてくるんですよね。

私も初めて見た時は「なんだこの構成は?」って戸惑ったんですが、途中からこの斬新な語り口にすっかりハマってしまいました。

恋愛映画なのに推理小説を読んでいるような感覚もあって、最後まで飽きずに見られる作品です。

『ビューティー・インサイド』 – 外見が変わる恋の物語

種別 邦画・実写
ジャンル ファンタジーロマンス
制作国 韓国
監督 ペク・ジョンヨル
脚本 キム・ソンジュン、パク・ジョンイ
主な出演者 ハン・ヒョジュ、ユ・ヨンソク、上野樹里
上映時間 127分
公開年 2015年(日本公開:2016年)

18歳の時から目覚めるたびに性別や年齢、国籍まで変わってしまう奇病を持つウジン。

外見が毎日変わるため人と接するのが難しかったが、家具店で働くホン・イスに出会い恋に落ちる。

彼女に会うために、見た目が変わらない3日間寝ずにデートを続けるが、やがて疲労の限界が訪れる。

多彩な俳優たちがウジン役を務め、外見を超えた真実の愛を描くファンタジックなラブストーリー。

なぜこの映画は一風変わっているのか

この映画の設定、本当に突拍子もないんですが、だからこそ深く考えさせられるんです。

毎日外見が変わってしまう主人公って、普通の恋愛映画では絶対に出てこない設定ですよね。

でも、この非現実的な設定が、逆に恋愛の本質を浮き彫りにしているんですよ。

私たちって普段、相手の外見にどれくらい左右されているか、改めて考えさせられます。

美男美女が主人公の恋愛映画を見ていても、「まあ、あの顔なら恋人できるよね」なんて思っちゃうじゃないですか。

でも『ビューティー・インサイド』は違う。

主人公の外見は毎日変わるから、ヒロインが恋しているのは確実に「中身」なんです。

さらに面白いのは、一人の役を複数の俳優が演じるという演出。

若い男性から年配の女性まで、本当にいろんな人がウジン役を演じるんですが、不思議と「同じ人」に見えてくるんですよね。

これって俳優さんたちの演技力もそうですが、監督の演出が素晴らしいからだと思います。

恋愛映画って「運命の相手」という概念がよく出てきますが、この映画を見ると「運命の相手って、見た目で判断するものじゃないんだな」って実感できる。

私も最初は「こんな設定、現実離れしすぎでしょ」って思ったんですが、見終わった後は「愛って何だろう」って真剣に考えちゃいました。

ファンタジー要素が強いのに、逆に現実的な恋愛観を教えてくれる、そんな不思議な魅力がある作品です。

『バタフライ・エフェクト』 – SFと恋愛の絶妙な融合

種別 洋画・実写
ジャンル SFサスペンス
制作国 アメリカ
監督 エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー
脚本 エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー
主な出演者 アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート
上映時間 113分
公開年 2004年(日本公開:2005年)

主人公エヴァンは、過去のある時点に戻る能力を持っている。

幼馴染のケイリーの悲劇的な運命を変えるため、過去を書き換えようと試みるが、ひとつの変化が予期せぬ連鎖反応を引き起こし、自分自身と周囲の人生も大きく変わってしまう。

カオス理論「バタフライ効果」をテーマに、選択の重みと運命の不可解さを描くサスペンスSF。

なぜこの映画は一風変わっているのか

この映画、一見するとSF映画なんですが、実は純粋な恋愛映画でもあるんです。

主人公のエヴァンが過去に戻る理由は、愛する女性ケイリーを幸せにしたいから。

でも、ここが面白いところで、彼が過去を変えれば変えるほど、皮肉にも二人の関係は複雑になっていくんですよね。

普通の恋愛映画だったら「愛があれば困難は乗り越えられる」みたいな結論になりがちじゃないですか。

でも『バタフライ・エフェクト』は真逆なんです。

愛があるからこそ、相手のために何かしようとする。

でも、その行動が思わぬ結果を招いて、結局は離れ離れになってしまう。

この切なさは、他の恋愛映画では味わえない独特のもの。

私がこの映画に感動したのは、エヴァンの愛の深さが行動の動機になっているところなんです。

彼は自分の幸せよりも、ケイリーの幸せを優先している。

でも、その優しさが裏目に出てしまう展開が、見ていてハラハラするし、同時に胸が締め付けられる。

SFの設定を使いながら、実は「真の愛とは何か」という根本的な問いを投げかけている作品なんですよね。

時間を操る能力という非現実的な設定なのに、描かれている愛情はとてもリアル。

恋愛映画としてもSF映画としても楽しめる、まさに一石二鳥の傑作だと思います。

恋愛モノ好きならハマる”ちょっと変わった恋愛映画”を勧めるワケ

既存の恋愛映画のパターン化に飽きていませんか?

正直に言うと、最近の恋愛映画って似たような展開が多くないですか?

美男美女が出会って、ちょっとしたすれ違いがあって、最後はハッピーエンド…みたいな。

私も映画好きですが、「あ、このパターン知ってる」って思っちゃうことが増えてきたんですよね。

でも、今回紹介した3作品は全く違います。

時間軸をシャッフルしたり、外見が変わる設定だったり、過去に戻る能力があったり…どれも従来の恋愛映画の枠に収まらない作品ばかり。

これらの映画を見ると、恋愛映画ってまだまだ可能性があるんだなって実感できるんです。

特に『(500)日のサマー』の非線形構成は、恋愛の記憶を追体験する新感覚。

『ビューティー・インサイド』は外見を超えた愛の本質を問いかけてくる。

『バタフライ・エフェクト』はSFと恋愛の絶妙な融合で、新しい感動を提供してくれる。

どの作品も、単なる娯楽を超えて、深く考えさせられる要素が盛り込まれているんです。

恋愛映画に新鮮さを求めている方には、本当におすすめの作品ですね。

多様な恋愛観と価値観の発見

これらの映画のもう一つの魅力は、恋愛に対する多様な視点を提供してくれること。

『(500)日のサマー』では、男性側の一方的な想いと女性の率直な気持ちのギャップがリアルに描かれています。

「恋人関係になりたくない」というサマーの考え方も、現代的で新しい恋愛観の一つですよね。

『ビューティー・インサイド』は、外見に左右されない愛の形を提示している。

私たちって普段、どうしても見た目で判断してしまいがちですが、この映画を見ると「本当の愛って何だろう」って改めて考えさせられます。

そして『バタフライ・エフェクト』は、相手のために自分を犠牲にする愛の形を描いている。

どの映画も、「愛にはいろんな形がある」ということを教えてくれるんです。

私も40代になって、若い頃とは恋愛観が変わってきましたが、これらの映画を見ると「恋愛って奥が深いな」って改めて感じられる。

年齢や経験に関係なく、新しい発見がある作品たちだと思います。

まとめ

恋愛映画好きなら一度は体験してほしい、ちょっと変わった恋愛映画をご紹介しました。

どの作品も従来の恋愛映画とは一味違う魅力を持っています。

  • 『(500)日のサマー』 – 時系列シャッフルで描く新感覚恋愛映画
  • 『ビューティー・インサイド』 – 外見を超えた愛の本質を問う作品
  • 『バタフライ・エフェクト』 – SFと恋愛が絶妙に融合した傑作

これらの映画は、単なる娯楽を超えて、恋愛に対する新しい視点を提供してくれる作品ばかり。

最近の恋愛映画に物足りなさを感じている方、いつもとは違う恋愛映画を楽しみたい方には、ぜひ見てもらいたい作品です。

きっと、あなたの恋愛映画に対する見方が変わると思いますよ。

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