『アナと雪の女王2』あらすじを簡単に!結末のネタバレなし

『アナと雪の女王2』あらすじ 映画のあらすじ

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『アナと雪の女王2』のあらすじを簡単にご紹介していきます。

『アナと雪の女王2』は2019年に公開されたディズニーの大ヒットアニメーション映画で、前作から3年後の世界を舞台にした感動的なファンタジー作品。

クリス・バック監督とジェニファー・リー監督がメガホンを取ったこの作品は、エルサの魔法の起源や姉妹の絆をテーマにした深いストーリーが話題になりました。

月に20本以上の映画を観る私が、普段それほど映画を観ない方でも楽しめるよう、簡単にも詳しくも、そしてネタバレなしでストーリーをお伝えしていきます。

この記事を読めば、映画を観る前の予習や結末を知らずに作品を楽しむための準備ができますよ。

『アナと雪の女王2』のあらすじを簡単に短く(結末のネタバレなし)

前作から3年後、アレンデール王国で平和に暮らしていたエルサは、ある日、不思議な歌声を耳にする。その声に導かれ、エルサと妹アナは仲間たちと共に新たな冒険へ出発する。魔法の森や未踏の地を舞台に、エルサの魔法の力の秘密や王国に隠された真実が明かされていく。

『アナと雪の女王2』のあらすじを詳しく(最後のネタバレなし)

アレンデール王国の幼い王女エルサとアナは、父王アグナルから魔法の森の話を聞く。霧に閉ざされたその森には、風・火・水・大地の精霊が存在していた。

前作から3年が経ち、アレンデール王国で人々とすっかり打ち解けていたエルサだったが、ある日、北からの不思議な歌声を聞き始める。その歌声に導かれたエルサは四つの精霊を目覚めさせてしまう。すると王国から火と水が消え、風と大地の揺れが人々を襲った。

エルサは人々を高台に避難させ、妹のアナ、クリストフ、オラフ、スヴェンと共に国を救うため、そして自分の持つ力の秘密を解き明かすため、アレンデール王国を越えて新しい旅に出る。

魔法の森で一行は、森に閉じ込められていた父王の兵士たちと、彼らと争うノーサルドラの民に出会う。ノーサルドラのリーダー・イエレナから、エルサは四つの精霊と人間の架け橋となる第五の精霊の存在を教えられる。

過去の真実を知るため、エルサとアナは北のアートハランを目指す。そこでエルサが水の記憶から知った真実は、彼女の祖父ルナードが関わる衝撃的な過去だった。その記憶があまりにも重く、エルサの体は凍り付いてしまう……。

『アナと雪の女王2』の感想

この作品で特筆すべきは、何と言っても映像美。CG技術の進歩って本当にすごいですね。

自然の描写や光の表現がリアルで、特にエルサの魔法シーンは息をのむ美しさです。

水の精霊ノックとエルサが海を駆けるシーンなんて、もう鳥肌モノでしたよ。

楽曲も素晴らしくて、特に「イントゥ・ジ・アンノウン」は何度聞いても感動します。

エルサが歌いながら魔法を使うシーンは、前作の「レット・イット・ゴー」に匹敵する名場面だと思います。

ストーリー面では、前作よりもかなり大人向けになった印象です。

単純な善悪ではなく、複雑な歴史や民族問題を扱っていて、哲学的なテーマも含んでいます。

エルサとアナの姉妹の絆がより深く描かれていて、それぞれの成長がしっかりと描写されているのも良かったです。

ただ正直に言うと、ストーリー展開が少し理解しづらい部分もありました。

特に序盤のエルサが突然歌声に導かれる動機が、ちょっと唐突に感じてしまったんです。

前作のようなわかりやすさを期待していると、少し戸惑うかもしれません。

それと、ミュージカルシーンが多いのも人によっては好みが分かれるところでしょう。

私はミュージカル好きなので全然問題ありませんでしたが、歌が苦手な人には少し長く感じるかもしれませんね。

あと、前作に比べてトーンが重めなのも特徴です。

明るくて楽しいファミリー映画というよりは、シリアスで考えさせられる要素が強いです。

でも、オラフのコミカルなシーンはちゃんとあって、観客を笑わせてくれます。

オラフが秋について説明するシーンは本当に面白くて、劇場でも笑い声が起こっていました。

クリストフのミュージカルシーンも印象的で、彼の男性的な魅力がしっかりと描かれています。

総合的に見ると、前作のファンなら絶対に観るべき作品だと思います。

映像技術の進歩を感じられますし、キャラクターたちの成長も楽しめます。

ただ、万人受けする作品かというと少し疑問符がつくのも事実です。

大人の鑑賞に耐える深いテーマを扱っているのは素晴らしいんですが、小さなお子さんには少し難しいかもしれません。

でも、家族で観て後から話し合うには最適な映画だと思いますよ。

『アナと雪の女王2』の評価

評価項目 点数
ストーリー ★★★★☆☆☆☆☆☆ (4点)
感動度 ★★★★★★★☆☆☆ (7点)
エンタメ性 ★★★★★★☆☆☆☆ (6点)
総合評価 65点(100点満点)

『アナと雪の女王2』の作品情報

項目 詳細
公開年月日 2019年11月22日(日米同時公開)
監督 クリス・バック、ジェニファー・リー
脚本 ジェニファー・リー、アリソン・シュローダー
原作 ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話
『雪の女王』に着想を得たオリジナルストーリー
キャスト
  • アナ:クリスティン・ベル(日本語吹替:神田沙也加)
  • エルサ:イディナ・メンゼル(日本語吹替:松たか子)
  • クリストフ:ジョナサン・グロフ(日本語吹替:原慎一郎)
  • オラフ:ジョシュ・ギャッド(日本語吹替:武内駿輔)
  • イドゥナ:吉田羊(日本語吹替)
上映時間 103分
受賞・ノミネート歴 第92回アカデミー賞 長編アニメーション映画賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 アニメ映画賞ノミネートなど
製作国 アメリカ合衆国
主題歌 「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」
ジャンル アニメーション、ファンタジー、ミュージカル、ファミリー
配給 ウォルト・ディズニー・ジャパン
視聴方法 DVD・Blu-ray、ディズニープラスなどの配信サービス

あの作品が好きなら『アナと雪の女王2』も好きかも?似ている映画3選

『アナと雪の女王2』が気に入った方には、以下の映画もおすすめです。

どれも自然との共生や自己発見、家族の絆をテーマにした作品で、きっと心に響くはずですよ。

『風の谷のナウシカ』(宮崎駿監督)

1984年に公開されたスタジオジブリの名作アニメーション映画です。

主人公ナウシカは風の谷の族長の娘で、腐海と呼ばれる毒の森に覆われた世界で生きています。

ナウシカが自然の力と共生しながら、人々を導いていく姿は、まさにエルサと重なる部分が多いんです。

国を率いる女性主人公、自然の力との対話、未知なる脅威への勇気といったテーマが『アナと雪の女王2』と非常に似ています。

『雪の女王』(原作童話・1957年ロシアアニメ版)

ハンス・クリスチャン・アンデルセンによる原作童話と、それを基にした1957年のロシアアニメーション映画です。

心を閉ざした者を救おうとする愛の物語で、『アナと雪の女王』シリーズの原型となった作品でもあります。

氷の魔法、姉妹のような絆、愛による救済といった要素が共通していて、まさに『アナと雪の女王2』のルーツを感じられる作品です。

『ハウルの動く城』(宮崎駿監督)

2004年に公開されたスタジオジブリの人気作品で、魔法使いハウルと呪いをかけられた少女ソフィーの物語です。

魔法の力、家族や仲間との冒険、変化する自己像と世界観といった要素が『アナと雪の女王2』と響き合います。

特に、精霊や自然とのつながりを描いている点や、主人公の内面的成長を丁寧に描写している点が似ていますね。

振り返り

『アナと雪の女王2』は前作から大きく進化した、映像美と深いテーマ性を兼ね備えた素晴らしい作品でした。

エルサとアナの姉妹の絆、自然との共生、自己探求といったテーマが丁寧に描かれています。

ストーリーが少し複雑で理解しづらい部分もありますが、それを補って余りある映像の美しさと音楽の素晴らしさがあります。

前作のファンはもちろん、深いテーマを持つアニメーション映画が好きな方にもおすすめできる傑作だと思います。

■参照サイト:アナと雪の女王2 – Wikipedia

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