『ジュラシックパーク/ワールドシリーズ』はどの順番で見るのが正しいのか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、正しい視聴順番は以下のとおりです。
- ジュラシック・パーク(1993年)
- ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年)
- ジュラシック・パークIII(2001年)
- ジュラシック・ワールド(2015年)
- ジュラシック・ワールド/炎の王国(2018年)
- ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2022年)
- ジュラシック・ワールド/復活の大地(2025年)
全7作品からなるこのシリーズは、恐竜を現代によみがえらせるという壮大なテーマを描いた SF アドベンチャー大作。
スティーブン・スピルバーグ監督による第1作目から始まり、人間と恐竜の関係を通じて科学技術の危険性や自然への畏敬を描き続けています。
月に20本の映画を観る熱心な映画ファンの私が、「これから視聴する予定」という方に向けて、ジュラシックパーク/ワールド全作品の「正しい見る順番」や「あらすじ」や「見どころ」などを詳しく紹介していきますね。
映画『ジュラシックパーク/ワールドシリーズ』を見る順番は「公開順」がベスト!
『ジュラシックパーク/ワールドシリーズ』は公開順=時系列順
『ジュラシックパーク/ワールドシリーズ』は、公開順と時系列順が一致しているシリーズなんです。
つまり、公開順に視聴すれば、物語の時間軸も正しく追えるということ。
スター・ウォーズのように複雑な時系列構造ではないので、迷わず公開順で楽しめますよ。
公開順で見ることで、物語の流れやキャラクターの成長を自然に理解できます。
また、過去作への伏線やオマージュも最大限に味わえるでしょう。
『ジュラシックパーク/ワールドシリーズ』の公開順・時系列順一覧表
以下が正しい視聴順番を示した一覧表です。
見る順番 | 作品タイトル | 公開年(日本) | 時系列 |
---|---|---|---|
1 | ジュラシック・パーク | 1993年 | 1番目 |
2 | ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク | 1997年 | 2番目 |
3 | ジュラシック・パークIII | 2001年 | 3番目 |
4 | ジュラシック・ワールド | 2015年 | 4番目 |
5 | ジュラシック・ワールド/炎の王国 | 2018年 | 5番目 |
6 | ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 | 2022年 | 6番目 |
7 | ジュラシック・ワールド/復活の大地 | 2025年 | 7番目 |
順番を守らないことのデメリットとシリーズの関連性
順番を守らずに視聴すると、以下のような問題が起こります。
- 物語の流れや因果関係を理解しにくくなる
- キャラクター同士の関係性や成長を見逃してしまう
- 過去作への伏線やオマージュの意味が分からない
- 世界設定やテーマの変化を把握できない
特に『ジュラシック・ワールド』では、初代パーク事件が重要な背景として描かれています。
また、最新作で旧作のキャラクターが再登場するシーンも多く、過去作を見ていないとその感動が半減してしまうでしょう。
シリーズ全体の深みを味わうためには、公開順での視聴が絶対におすすめなんです。
『ジュラシックパーク』シリーズと『ジュラシックワールド』シリーズの違い
『ジュラシックパーク』シリーズと『ジュラシックワールド』シリーズには、制作時期や世界観、テーマ性において明確な違いがあります。
以下の表で両シリーズの特徴を比較してみましょう。
比較項目 | ジュラシックパークシリーズ (旧3部作) |
ジュラシックワールドシリーズ (新3部作+最新作) |
---|---|---|
制作期間 | 1993年〜2001年 | 2015年〜2025年 |
作品数 | 3作品 | 4作品 |
主な監督 | スティーブン・スピルバーグ ジョー・ジョンストン |
コリン・トレボロウ J・A・バヨナ ギャレス・エドワーズ |
主要キャラクター | アラン・グラント エリー・サトラー イアン・マルコム |
オーウェン・グレイディ クレア・ディアリング (旧キャラも一部登場) |
舞台設定 | 恐竜パーク建設〜崩壊 無人島でのサバイバル |
パーク再開〜 恐竜と人間の共存社会 |
映像技術 | CGI黎明期 実物大モデル多用 |
最新CGI技術 フォトリアルな恐竜表現 |
テーマ性 | 科学技術への警鐘 自然への畏敬 |
共存の可能性 企業倫理と環境問題 |
恐竜の扱い | 野生動物として描写 恐怖の対象 |
感情を持つ生き物 共感できる存在 |
ストーリー展開 | パニック・サスペンス中心 | アクション・アドベンチャー中心 |
両シリーズは同じ世界観を共有しながらも、時代背景や制作技術の進歩により、それぞれ異なる魅力を持っています。
旧シリーズは恐竜の脅威と科学への警告を重視し、新シリーズは恐竜との絆や共存をテーマにした作品作りが特徴的ですね。
映画『ジュラシックパーク/ワールドシリーズ』の作品情報とあらすじと見どころ
ジュラシック・パーク(1993年)
項目 | 詳細 |
---|---|
公開日(日本) | 1993年7月17日 |
監督 | スティーブン・スピルバーグ |
脚本 |
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主なキャスト |
|
上映時間 | 127分 |
あらすじ
遺伝子工学により恐竜を復活させた夢のテーマパーク「ジュラシック・パーク」で、予期せぬシステム障害が発生する。
パーク内に閉じ込められた古生物学者アラン・グラント、植物学者エリー・サトラー、数学者イアン・マルコムらが、凶暴な恐竜たちの脅威から逃れようと必死のサバイバルを展開する物語。
見どころ
CGIと実物大モデルを組み合わせた革新的な映像技術により、本物さながらの恐竜が銀幕に蘇ります。
ティラノサウルスの圧倒的な存在感と、ヴェロキラプトルの知能的な狩りが観客を恐怖で震え上がらせます。
パーク崩壊のパニックサスペンスと、科学技術への警鐘を鳴らすメッセージ性も深く印象に残るでしょう。
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年)
項目 | 詳細 |
---|---|
公開日(日本) | 1997年7月12日 |
監督 | スティーブン・スピルバーグ |
脚本 | デヴィッド・コープ |
主なキャスト |
|
上映時間 | 129分 |
あらすじ
イスラ・ソルナ島に生き残っていた恐竜たちの調査に向かった科学者チームが、再び恐竜の脅威に直面する。
前作の生き残りイアン・マルコムが恋人サラ・ハーディングを救うため島に向かうが、企業の思惑と野生化した恐竜たちに翻弄されていく。
最終的に恐竜がサンディエゴの街に上陸し、都市部でも大パニックが巻き起こる。
見どころ
野生環境で自由に生きる恐竜たちの生態描写が前作以上にリアルで迫力満点。
特にティラノサウルスの親子愛や、トレーラーが崖から落下するシーンのスリルは圧巻です。
都市部での恐竜暴走シーンでは、人間社会と古代生物の対比が鮮やかに描かれ、シリーズの新たな魅力を開拓しています。
ジュラシック・パークIII(2001年)
項目 | 詳細 |
---|---|
公開日(日本) | 2001年8月4日 |
監督 | ジョー・ジョンストン |
脚本 |
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主なキャスト |
|
上映時間 | 92分 |
あらすじ
行方不明になった少年エリックを探すため、両親のポールとアマンダ・カービー夫妻が古生物学者アラン・グラントを騙してイスラ・ソルナ島へ向かう。
島では新たな恐竜スピノサウルスとの壮絶な闘いが待ち受けており、一行は息子を見つけて島から脱出するため命がけのサバイバルを展開する。
見どころ
シリーズ初登場のスピノサウルスが、ティラノサウルスを圧倒する迫力のバトルシーンが最大の見どころ。
プテラノドンの大群による空中戦や、ヴェロキラプトルとの知恵比べなど、新たなアクションシーンが満載です。
コンパクトな上映時間ながら、息つく暇のない緊迫したサバイバルアクションが楽しめるでしょう。
ジュラシック・ワールド(2015年)
項目 | 詳細 |
---|---|
公開日(日本) | 2015年8月5日 |
監督 | コリン・トレボロウ |
脚本 |
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主なキャスト |
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上映時間 | 125分 |
あらすじ
ジュラシック・パーク事件から22年後、新たにオープンした恐竜テーマパーク「ジュラシック・ワールド」で遺伝子操作により生み出された新種恐竜インドミナス・レックスが脱走。
ヴェロキラプトルの調教師オーウェンと運営責任者クレアが、パークの崩壊と恐竜たちの暴走を食い止めようと奔走する。
見どころ
最新の映像技術により、恐竜たちの表現がさらに進化し、大規模なパークの全容が圧倒的なスケールで描かれます。
インドミナス・レックスという完全オリジナルの恐竜が見せる圧倒的な破壊力と知性に震撼するでしょう。
オーウェンとヴェロキラプトルたちの絆も感動的で、人間と恐竜の新たな関係性を提示しています。
ジュラシック・ワールド/炎の王国(2018年)
項目 | 詳細 |
---|---|
公開日(日本) | 2018年7月13日 |
監督 | J・A・バヨナ |
脚本 |
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主なキャスト |
|
上映時間 | 128分 |
あらすじ
火山噴火によりイスラ・ヌブラル島の恐竜たちが絶滅の危機に瀕する中、オーウェンとクレアが恐竜救出作戦に参加する。
しかし救出された恐竜たちは人間の欲望の道具として利用され、新たな遺伝子恐竜インドラプトルが誕生してしまう。
恐竜たちが人間社会に解き放たれる新たな時代の幕開けとなる。
見どころ
火山噴火という天災と恐竜パニックが組み合わさった壮大なスペクタクルが圧巻。
特に島からの大脱出シーンでは、ブラキオサウルスの最期に多くの観客が涙するでしょう。
新恐竜インドラプトルのホラー映画的な恐怖演出も秀逸で、シリーズに新たな魅力を加えています。
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2022年)
項目 | 詳細 |
---|---|
公開日(日本) | 2022年7月29日 |
監督 | コリン・トレボロウ |
脚本 |
|
主なキャスト |
|
上映時間 | 146分 |
あらすじ
恐竜と人間が共存する新時代において、遺伝子操作されたバッタによる食糧危機が世界を脅かす。
ジュラシック・パーク時代のアラン・グラント、エリー・サトラー、イアン・マルコムと、ジュラシック・ワールド世代のオーウェンとクレアが初めて共闘し、地球規模の危機に立ち向かう。
見どころ
シリーズを代表する新旧キャラクターたちの夢の共演が最大の魅力。
恐竜と人間の共存社会という新たな世界観の中で展開される、壮大なスケールのアクションシーンが圧倒的です。
ギガントサウルス、テリジノサウルスなどの新恐竜も登場し、シリーズファンにとって見逃せない完結編となっています。
ジュラシック・ワールド/復活の大地(2025年)
項目 | 詳細 |
---|---|
公開日(日本) | 2025年8月8日 |
監督 | ギャレス・エドワーズ |
脚本 | デヴィッド・コープ |
主なキャスト |
|
上映時間 | 134分 |
あらすじ
過去作の続編ではなく、全く新たなキャラクターと舞台で「新ジュラシック時代」の幕開けを描く完全新作。
DNAサンプル採取という新たなミッションを軸に、未知の恐竜たちとの遭遇と冒険が展開される。
シリーズの原点回帰を目指しながらも、現代的な映像技術で恐竜たちの新たな魅力を描き出す。
見どころ
シリーズの”進化”とリブート感を併せ持つ、まったく新しいジュラシック体験が期待されています。
ギャレス・エドワーズ監督による独創的な映像表現と、デヴィッド・コープ脚本による原点回帰のストーリーテリングが注目ポイント。
新世代のキャラクターたちが織りなす冒険と、恐竜たちとの新たな関係性に期待が高まるでしょう。
『ジュラシックパーク/ワールドシリーズ』が見られる動画配信サービス
現在の配信状況では、U-NEXT・Amazonプライムビデオでほぼ全作品が視聴可能です。
配信サービス名 | 配信の有無 |
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U-NEXT | ○(見放題・一部有料レンタル) |
Amazonプライムビデオ | ○(見放題・一部有料レンタル) |
最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』については、2025年8月の劇場公開のみで、いずれの配信サービスでも未配信となっています。
配信開始は最速でも2025年末から2026年春頃と予想されますね。
U-NEXTは5作が見放題(1作のみレンタル)であり、無料体験があるため、初回視聴には特におすすめですよ。
振り返り
『ジュラシックパーク/ワールドシリーズ』の正しい視聴順番は、公開順=時系列順となっています。
全7作品を順番通りに観ることで、物語の流れやキャラクターの成長、シリーズ全体のテーマを存分に味わえるでしょう。
特に新旧キャラクターの共演や、恐竜映像技術の進歩を時代順に体感できるのも大きな魅力です。
現在はU-NEXT・Amazonプライム・Hulu・Leminoで過去6作品が配信中なので、ぜひ公開順で楽しんでみてください。
最新作『復活の大地』も含めて、恐竜たちとの壮大な冒険をお楽しみいただけるはずです。
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