『マレフィセント』映画のあらすじをネタバレなしで短く簡単に

『マレフィセント』映画のあらすじ 映画のあらすじ

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海外でも評価が高い『マレフィセント』の詳しいあらすじをご紹介していきます。

『マレフィセント』は2014年のディズニー映画で、あの名作『眠れる森の美女』を悪役の視点から描いた実写作品です。

この映画、実は従来のディズニー映画とは一味違った大人向けの深いテーマを持っていて、単純に「悪い魔女の話」じゃないんですよ。

月に20本の映画を観る私が、この作品のあらすじを簡単にも詳しくも、そして感想まで熱く語らせていただきます。

普段それほど映画を観ない方でも楽しめるよう、ネタバレなしで丁寧に解説していきますね。

結末を明かしませんから安心してください。

映画『マレフィセント』のあらすじを短く簡単に(ネタバレなし)

翼を持つ妖精マレフィセントは、隣接する人間の王国との争いの中で恋人に裏切られ、復讐として人間の王女オーロラに「16歳の誕生日に死の眠りにつく」という呪いをかける。しかし時が経つにつれ、マレフィセントはオーロラの成長を見守り続け、やがて彼女に愛情を抱くようになる。呪いの効力が迫る中、マレフィセントは自分がかけた呪いと向き合うことになるだが……。

映画『マレフィセント』のあらすじを詳しく(ネタバレなし)

ヘンリー王の人間王国と隣接する妖精の国ムーアは長く対立していた。ムーアに住む翼を持つ妖精マレフィセントは、人間の少年ステファンと出会い恋に落ちるが、野心を抱くステファンは裏切り、彼女の翼を切り落として王位を手に入れる。

悲嘆に暮れたマレフィセントは、ステファンの娘オーロラに「16歳の誕生日に糸車に指を刺し死の眠りにつく」呪いをかける。ただし「真実の愛のキス」で解けるという条件付きだが、彼女は真実の愛など存在しないと考えていた。

ステファンは糸車を処分し、オーロラを3人の妖精に預けて育てさせる。しかし妖精たちの子育ては不器用で、見かねたマレフィセントは密かにオーロラを見守るようになる。成長したオーロラはマレフィセントを「フェアリーゴッドマザー」と呼び慕うようになり、彼女も次第にオーロラを愛するようになる。

しかし16歳を前にしたオーロラは自分の出自と呪いの真実を知り、マレフィセントから離れて城へ向かう。そして呪いどおり眠りについてしまう。マレフィセントは隣国の王子フィリップを連れてくるが、彼のキスでは目覚めない。

絶望したマレフィセントが取った行動と、オーロラの運命、そして二つの国の行く末は…。

『マレフィセント』の感想

まず最初に言わせてもらうと、この映画は完全に予想を裏切られました!

私も最初は「ディズニーの悪役を主人公にした映画でしょ?」程度に思っていたんですが、観てみると全然違うんです。

何がすごいって、アンジェリーナ・ジョリーの存在感がハンパないんですよ。

あの鋭い頬骨とツノの衣装が完璧にマッチしていて、もうマレフィセントそのものでした。

彼女の演技も素晴らしくて、復讐に燃える悪役から愛情深い保護者への変化を見事に表現していましたね。

そして何より感動したのは、この作品が描く「愛」の概念です。

従来のディズニー映画だと「王子様とのロマンス」が真実の愛として描かれることが多いんですが、この映画は違います。

マレフィセントがオーロラに抱く愛情は、恋愛とは全く違う深い絆なんです。

母親のような、姉のような、友達のような…そんな複雑で美しい愛の形を描いています。

私は40代なので、この辺りの心境の変化がリアルに響きました。

若い頃は恋愛が全てだと思っていたけれど、年を重ねると家族や友人への愛の方が大切に感じることってありますよね。

映像美も本当に圧巻でした。

妖精の国の幻想的な風景や、マレフィセントが翼で空を舞うシーンは鳥肌ものです。

特に翼を取り戻すクライマックスシーンは、映画館で観ていて思わず「おおっ!」と声が出そうになりました。

ただ、正直に言うと物語の展開がちょっと単純かなと思う部分もありました。

悪役のステファン王の描写がもう少し深かったら、より複雑で面白い物語になったんじゃないかと思います。

でも、それを差し引いても十分に楽しめる作品でした。

大人が観ても子供が観ても、それぞれ違った感動を得られる映画だと思いますよ。

『マレフィセント』の評価

項目 評価
ストーリー ★★★★☆☆☆☆☆☆
感動度 ★★★★★★☆☆☆☆
エンタメ性 ★★★★★★★☆☆☆
総合評価 65点

『マレフィセント』の作品情報

項目 内容
公開年月日 2014年7月5日(日本)
監督 ロバート・ストロンバーグ
脚本 ポール・ディニ、リンダ・ウールヴァートン
原作 1959年ディズニーアニメ『眠れる森の美女』
キャスト
  • アンジェリーナ・ジョリー(マレフィセント役)
  • エル・ファニング(オーロラ姫役)
  • シャールト・コプリー
  • サム・ライリー
上映時間 約97分
受賞・ノミネート歴 アカデミー美術賞ノミネート
製作国 アメリカ合衆国
主題歌 劇中音楽(ジェームズ・ニュートン・ハワード作曲)
ジャンル ファンタジー、ダークファンタジー
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ
制作会社 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
視聴方法 Blu-ray/DVD
ディズニー+
Amazonプライムビデオ等

あの作品が好きなら『マレフィセント』も好きかも?似ている映画3選

『マレフィセント』を楽しまれた方なら、きっと以下の作品も気に入るはずです。

どれも「真実の愛」や「見た目と内面のギャップ」をテーマにした、心温まる物語ばかりですよ。

『アナと雪の女王』(2013年・ディズニー)

エルサとアナの姉妹の物語を描いた大ヒット作品です。

魔法の力を持つエルサが、その力ゆえに孤独を感じる姿は、マレフィセントの境遇と重なります。

そして何より、「真実の愛」が恋人同士の愛ではなく姉妹の絆にあるという点が『マレフィセント』と共通しています。

どちらも従来のディズニー映画の恋愛至上主義から一歩踏み出した作品と言えるでしょう。

『アナと雪の女王』のあらすじ!どんな話?短くネタバレなしで
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『美女と野獣』(1991年・ディズニー)

呪いによって野獣の姿に変えられた王子と、本を愛する少女ベルの物語です。

外見だけで人を判断してはいけないというメッセージは、マレフィセントの物語にも通じています。

野獣もマレフィセントも、最初は恐ろしい存在として描かれますが、実は深い愛情を秘めているキャラクターです。

真の美しさは内面にあるというテーマが共通しています。

『シュレック』(2001年・ドリームワークス)

おとぎ話の常識を覆したユニークなアニメーション映画です。

怪物のシュレックが実は心優しい性格の持ち主であることや、悪役と善役の固定概念を壊している点が『マレフィセント』と似ています。

どちらも外見で判断される辛さと、真の愛の力を描いた作品と言えるでしょう。

コメディ要素が強いので、少し重いテーマを軽やかに楽しみたい方におすすめです。

振り返り

『マレフィセント』のあらすじから感想まで、詳しくお話しさせていただきました。

この映画は単なる悪役の視点から描いた作品ではなく、愛と赦し、そして真の美しさについて考えさせられる深い作品でした。

アンジェリーナ・ジョリーの圧巻の演技と美しい映像美で、大人も子供も楽しめる仕上がりになっています。

ネタバレなしでご紹介したので、ぜひ実際に観て結末を確かめてみてくださいね。

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映画のあらすじ

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