『20世紀少年』の映画の見る順番!3部作の正しい並びは?

『20世紀少年』の映画の見る順番 シリーズ順番ガイド

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『20世紀少年』の映画の見る順番で迷っているあなた、まさに正解を求めてこの記事にたどり着きましたね。

まず結論から言うと、正しい視聴順番は以下のとおりです。

  1. 『20世紀少年 第1章 終わりの始まり』(2008年)
  2. 『20世紀少年 第2章 最後の希望』(2009年)
  3. 『20世紀少年 最終章 ぼくらの旗』(2009年)

浦沢直樹による傑作漫画を映画化したこのシリーズは、2008年から2009年にかけて全作品が公開され、3部作の総興行収入110億円を記録した超話題作なんです。

月に20本の映画を観る熱心な映画ファンである私が、普段それほど映画を観ない方に向けて、この壮大なSFサスペンス映画の正しい視聴順番を徹底解説します。

この記事を読めば、なぜこの順番で見るべきなのか、各作品のあらすじと見どころ、そして今すぐ視聴できる動画配信サービスまで、すべてがわかりますよ。

映画『20世紀少年』を見る順番は「公開順」がベスト!

なぜ公開順で見るのが正しいのか

『20世紀少年』映画シリーズは「公開順=時系列順」になっているため、公開された順番で視聴するのが唯一正しい見方なんです。

この映画は単なる3部作ではなく、ひとつの長大な物語を3つに分けて描いた作品です。

第1章で謎が提示され、第2章で新たな展開が生まれ、最終章ですべての謎が解き明かされる構造になっているため、順番を変えると物語の醍醐味が完全に失われてしまいます。

堤幸彦監督も「必ず順番通りに観てほしい」と公式にコメントしており、制作側の意図としても公開順での視聴が前提となっています。

『20世紀少年』の公開順一覧表

正しい視聴順番を表でまとめました。

見る順番 タイトル 公開年(日本) 物語の時系列
1 第1章 終わりの始まり 2008年 1969年・1997年〜2000年
2 第2章 最後の希望 2009年 2015年
3 最終章 ぼくらの旗 2009年 ともだち暦3年(2017年頃)

この表を見てもわかるとおり、物語の時系列も公開順と完全に一致しています。

順番を間違えると起こる問題と作品の関連性

もし順番を間違えて視聴した場合、重要な伏線や人物関係が理解できず、物語の感動が半減してしまいます。

特に第2章は第1章から15年後の話で、主人公ケンヂの姪カンナが中心となって展開されるため、第1章を見ずにいきなり第2章を見ても、登場人物の背景や動機がまったく理解できません。

また、「ともだち」という謎の人物の正体や「よげんの書」の意味、幼なじみたちの関係性など、すべてが段階的に明かされる構造になっているため、順番を飛ばすと伏線回収の面白さが完全に失われてしまいます。

3部作はそれぞれが独立した作品ではなく、ひとつの巨大な物語の第1部・第2部・第3部という位置づけなんです。

映画『20世紀少年』シリーズの作品情報とあらすじと見どころ

第1章 終わりの始まり

項目 詳細
公開日(日本) 2008年8月30日
監督 堤幸彦
脚本 長崎尚志、浦沢直樹、渡辺雄介、福田靖
主なキャスト
  • 唐沢寿明(ケンヂ)
  • 豊川悦司(オッチョ)
  • 常盤貴子(ユキジ)
  • 香川照之(ヨシツネ)
  • 平愛梨(カンナ)
上映時間 142分

あらすじ

1969年の東京、小学生のケンヂと仲間たちは秘密基地で「よげんの書」という地球滅亡のシナリオを作って遊んでいました。

それから30年後の1997年、コンビニ店長として平凡な生活を送るケンヂの前に、幼い頃の遊びと酷似した事件が現実に起こり始めます。

謎のカルト教団の教祖「ともだち」が、まさに「よげんの書」通りに世界を滅亡させようとしていることを知ったケンヂは、散り散りになった幼なじみたちと再び集結し、人類を救うため立ち上がります。

見どころ

最大の見どころは、正体不明の「ともだち」という存在の不気味さと、昭和の懐かしい雰囲気の再現です。

巨大なセットで作られた1970年の大阪万博のシーンや、当時の子どもたちの遊び場である秘密基地の描写など、大人になった観客の郷愁を誘う演出が秀逸。

また、子ども時代の無邪気な遊びが大人になって恐るべき現実となって立ちはだかる、というSFホラーの要素も見事に描かれており、最後まで目が離せない展開が続きます。

第2章 最後の希望

項目 詳細
公開日(日本) 2009年1月31日
監督 堤幸彦
脚本 長崎尚志、浦沢直樹、渡辺雄介、福田靖
主なキャスト
  • 平愛梨(カンナ)
  • 唐沢寿明(ケンヂ)
  • 豊川悦司(オッチョ)
  • 常盤貴子(ユキジ)
  • 小池栄子(高須)
上映時間 139分

あらすじ

2000年の「血の大みそか」事件から15年後、日本は「ともだち」によって支配される全体主義国家となっていました。

行方不明となったケンヂに代わり、彼の姪である高校生カンナが新たな主人公として抵抗の中心となります。

学校では「ともだち」を讃える教育が行われ、反体制的とみなされた人々は次々と消されていく中、カンナは真実を求めて危険な捜査に乗り出し、「新よげんの書」という新たな陰謀の存在を知ることになります。

見どころ

第1章とは打って変わって、若い女性が主人公となるアクション映画としての側面が強くなっています。

平愛梨演じるカンナの成長ドラマと、ディストピア化した日本社会の描写が印象的で、まるで別の映画を見ているような新鮮さがあります。

また、第1章では謎だった部分が少しずつ明かされていく構成も見事で、最終章への期待を大いに高めてくれる中間作品として完成度の高い仕上がりになっています。

最終章 ぼくらの旗

項目 詳細
公開日(日本) 2009年8月29日
監督 堤幸彦
脚本 長崎尚志、浦沢直樹、渡辺雄介、福田靖
主なキャスト
  • 唐沢寿明(ケンヂ)
  • 豊川悦司(オッチョ)
  • 常盤貴子(ユキジ)
  • 平愛梨(カンナ)
上映時間 155分

あらすじ

「ともだち暦3年」、人類滅亡が予告された8月20日まで残りわずかとなった世界で、ついに行方不明だったケンヂが再び姿を現します。

カンナや仲間たちとともに、最後の戦いに挑むケンヂでしたが、そこで明かされる「ともだち」の正体は、誰もが予想しなかった驚愕の真実でした。

すべての謎が解き明かされる中、幼い頃の純粋な想いと大人になって失ったものの大切さを改めて問いかける、感動的なクライマックスが待っています。

見どころ

なんといっても、2作にわたって引っ張られてきた「ともだち」の正体が明かされる瞬間の衝撃は圧巻です。

また、子ども時代から始まった物語が、最後は再び子どもの心を取り戻した大人たちによって決着するという構成の美しさも見事。

3時間近い上映時間を感じさせない怒涛の展開と、涙なしには見られない感動的なラストシーンまで、最後まで一気に駆け抜ける傑作エンターテインメントに仕上がっています。

『20世紀少年』シリーズが見られる動画配信サービス

現在『20世紀少年』シリーズを視聴できる主要な動画配信サービスを、料金や条件とともにまとめました。

配信サービス名 月額料金(税込み) 見放題かレンタルか? 無料トライアルの有無
U-NEXT 2,189円 見放題 31日間あり
DMM TV 550円 見放題 14日間あり
Netflix 890円〜 見放題 なし
Amazonプライムビデオ 600円 レンタル(1本440円〜) 30日間あり
Hulu 1,026円 見放題 なし
TSUTAYA DISCAS 2,200円 DVDレンタル 30日間あり

見放題で全作品を楽しみたいなら、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Huluがおすすめです。

特に初回視聴の場合は、無料トライアル期間を利用できるU-NEXTやDMM TVを選ぶと、お得に全シリーズを視聴できますよ。

配信状況や料金は変更される場合があるため、視聴前には各サービスの公式サイトで最新情報を確認してくださいね。

振り返り

『20世紀少年』の映画は、必ず「第1章→第2章→最終章」の公開順で見ることが大切です。

この順番を守らないと、緻密に張り巡らされた伏線や人物関係が理解できず、物語の感動が半減してしまいます。

各作品それぞれに異なる魅力があり、子ども時代の純真さと大人になって失ったものの大切さを描いた、心に響く名作シリーズです。

現在は複数の動画配信サービスで視聴可能なので、ぜひ正しい順番でこの壮大な物語を体験してみてください。

きっとあなたも、子ども時代の大切な思い出を振り返りたくなるはずですよ。

■参照サイト:20世紀少年 (映画) – Wikipedia

※動画配信サービス(U-NEXT、Amazonプライムビデオ、ディズニープラス、Hulu、Netflix、Lemino、DMM TV等)の情報は記事執筆時点のものです。最新の情報は各公式サイトにてご確認ください。

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